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横浜FMデビュー飾った目玉補強CBキニョーネス、昨季リベルタドーレス経験も謙虚に捉えたアジアとの違い「常に集中して見ておかないと置いていかれる」

ゲキサカ / 2025年2月13日 0時17分

DFジェイソン・キニョーネス(写真中央)

[2.12 ACLEリーグステージ第7節 横浜FM 1-0 上海申花 横浜国]

 今オフの目玉補強となった横浜F・マリノスのDFジェイソン・キニョーネスが、2025年初戦のAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)第7節・上海申花戦で新天地デビューを飾った。前半18分にはビルドアップのミスからあわや失点のピンチを招き、ボール保持では今後に向けた課題を垣間見せたが、空中戦を始めとした対人守備では非凡なスキルを発揮。昨季のJ1残留組でワーストの62失点を喫したチームの守備改善に向け、期待の一歩を踏み出した。

 試合後、取材エリアに姿を見せた27歳は「まずはデビューできたことが素直にとても嬉しい」と喜びを口にしつつ、「周りの選手、スタッフがいい人ばかりで、自分がやりやすい環境を作ってくれるので、今日も初めての試合だったけどすごくやりやすかった」と周囲の支えに感謝。また「試合の中で難しい時間帯もあったりする中、サポーターの皆さんが最初から最後まで応援してくれて、すごく力をもらった。そういう雰囲気の中でプレーできたこともとても嬉しかった」とサポーターにも感謝した。

 コロンビア出身のキニョーネスは2016年に地元ボゴタでトップチームに昇格して以降、一貫して母国でプレーしており、今回が初の国外移籍。昨季はACLEよりもさらに競争力の高いとされる南米のコパリベルタドーレスでも2試合に出場していたが、環境の違いと謙虚に向き合おうとしているようだ。

「自分にとって南米から日本に来たことはすごく大きな変化だけど、ここに来られたことを周りの方々にすごく感謝している。この大会は初めてだったけど、大きく感じたのはすごくスピーディーで、動きが速いし、プレーが速いということ。常に前と後ろを集中して見ておかないと置いていかれるというサッカーの違いがある」

 横浜FMはスティーブ・ホーランド新監督のもと、3バックの新布陣で今季を戦おうとしている中、ジェスチャーを中心に周囲とのコミュニケーションを深める最中。キニョーネスは「まだ初めのほうなので直さないといけないこともあるが、やっていく中で修正しながら戦っていきたい」と終始謙虚な姿勢で自身のパフォーマンスを捉えていた。

 なお、横浜FMはこの日の勝利でベスト16が確定。決勝トーナメントではFWクリスティアーノ・ロナウドを擁するアルナスルを筆頭に世界的プレーヤーとのマッチアップも期待され、各選手には個人としても名を売るチャンスが巡ってくる。

 しかし、ここでもキニョーネスは一戦一戦への意識を強調。「我々はそういうことも求めて日々サッカーをしているので、こういう大会を通して、有名な選手がたくさんいる強いクラブと対戦できるのはすごく良いこと。でも先を見るのではなく、自分たちとして目の前のやるべきことをしっかりやっていって、目の前の試合に勝って進んでいきたい」と地に足をつけたまま、異国での挑戦を続けていく構えだ。

(取材・文 竹内達也)
●ACLE2024-25特集

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