[関東2部]“首位”法大と“J1最下位”横浜FMの二足の草鞋…MF松村晃助は9月まで横浜FM専念可能「絶対にJ1に残さないといけない」
ゲキサカ / 2025年7月15日 16時15分
[7.13 関東大学L2部第9節 山学大1-2法政大 山梨学院大学川田ツインサッカー場]
予定では後半から出場することになっていたMF松村晃助(3年=横浜FMユース/横浜FM内定)だが、前半途中にMF浅野直希(4年=G大阪ユース)が負傷したことで、前半36分からの出場と少し出番が早まった。
そして2-0の状況だったが、前半43分に失点。1点差とされて折り返した後半もなかなかチームとして思うように試合を運ぶことができなかった。「上手くいかない時間帯でちょっと形にこだわりすぎてしまった」。背後のアクションの少なさなど指摘で来たことがあったのではないか。松村は自問自答していた。
試合後には山梨学院大の応援席にいた学生から飛んだ「マリノスで頑張ってください」「俺の推しなんで」といった声援に微笑ましく笑顔で手を振る松村の姿があった。まさに二足の草鞋を履いた生活になっている。
松村は大学3年生になる直前の今年2月に、高校時代までを過ごした横浜F・マリノスへの帰還を発表。27シーズンからの正式入団で、今季は特別指定選手として帯同しているが、今季開幕戦からベンチ入り。春先はなかなか出場機会がなかったが、最近は出場機会が増えており、7月5日の横浜FC戦ではこれまで最長の30分間に出場して勝利に貢献した。
ただ今季の横浜FMは現在最下位と歴史的な大苦戦。この日の勝利で前期の戦いを首位で折り返すことに決めた法政大とは真逆の成績になってしまっている。松村も横浜FMについて、「絶対にJ2に落ちてはいけないチーム。チームの一員としてやっている以上は、そこは自分が今後入るチームだからとかではなく、今年の残りの試合を全力で戦って、絶対にJ1に残さないといけない」と使命感を強めている。
大学との二足の草鞋。それぞれで求められる役割の違い、さらに横浜FMではすでに3度の監督交代が行われている。それでも「必要とされる選手はハードワークできたり、チームのために頑張れる選手。そこがベースになってくると思うので、そのベースを忘れずに、その中で自分の特長を出せるようにやっていきたい」としっかりとした信念を持って今後も取り組んでいくつもりだ。
高校までを一緒に過ごしたFW内野航太郎が、筑波大蹴球部を退部して、デンマーク1部ブレンビーに入団した。決めるまでの過程でも頻繁に連絡を取っていたといい、「すごく刺激になっている」と語る。「海外に行くという選択をしたことは本人の意思なので尊重しているし、すでに結果を残しているというのも耳に入っている。自分も負けないように、自分も結果を残していけるように頑張っていきたい」。
今夏の法大は総理大臣杯の出場を逃したことで、次の公式戦は9月20日のリーグ再開戦。2か月間で横浜FMに専念することも考えられそうだ。松村も「詳しいことは分からないけど多分そうなると思う」と話すと、「(横浜FC戦で)一つ勝てたことは大きなことだと思うけど、それを単発で終わらせないように。次の名古屋戦(20日)にしっかりと全員かいい準備できるように、自分もチャンスがあれば、100%で自分のプレーを出して、チームの勝利に貢献できるようにしたい」と意欲を高めた。
(取材・文 児玉幸洋)
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