たるみ治療最前線…頬が自然に上がり“娘の顔”に近づいていく!
日刊ゲンダイ ヘルスケア / 2024年5月28日 9時26分
現在はたるみを「治療」することができる
加齢とともに必ず生じるのが、顔のたるみだ。見た目の若さに大きく影響を与えるが、現在は、このたるみを「治療」できる時代。たるみ治療について精力的に学会などで発表している「美容皮膚科レイクリニック」(東京・銀座)の衣原公美子院長に話を聞いた。
◇ ◇ ◇
「かつては、たるみ治療は限られた方法しかありませんでした。しかし今は選択肢があり、かつ、切らずに済むので侵襲性が低い。たるみの治療で、将来的な顔の変化を食い止められるのです」
同窓会などで何十年ぶりかに会った友人が、誰かわからないくらいに変化していた……。そんな経験はないだろうか。衣原院長によれば、たるみは目の形や輪郭を大きく変化させ「元の顔」から、どんどん乖離させていく。一方、たるみの治療を受けている年配女性では「娘さんの顔にどんどん似てきた(=「元の顔」に近づいてきた)」というケースが珍しくないのだという。
とはいえ、「たるみ治療」でネット検索すると、ハイフ、高周波、ヒアルロン酸、ボトックスなどさまざまな治療方法がヒットする。どう選べばいいのか?
「ここ数年、たるみ治療でトレンドとなっていたのが高密度の超音波を照射するハイフです。そのため『たるみ治療=ハイフ』と考える方が多かった。しかし同じたるみでも原因はさまざま。初診でしっかり診察し、原因を探り、それに応じた治療を提示することが重要です。言い換えれば、患者さん自身が『たるみにはこの治療』と決めるのは、非常に困難です」
■たるみの原因は複数ある
40代以降では、たるみの原因が複数あるケースがほとんど。大前提として、顔面の皮下組織(脂肪の層)と表情筋の層の間に位置し、皮膚を支える土台のようになっている「スマス(SMAS)層」が本来の位置から下がっていることが挙げられる。それに伴い顔面の脂肪や皮膚も下がってたるみが生じているのだ。これには、スマス層までエネルギーが届くハイフが適している。ただし、ハイフだけで悩みが解決するとは限らない。
「ほうれい線が深いと頬のたるみがひどく見えるので、そういった方にはほうれい線の治療も提案します。ほうれい線でよく行われるのがヒアルロン酸の注入。しかし、皮膚の下の脂肪の量によっては、脂肪層にエネルギーが届く高周波が必要です。ヒアルロン酸注入でもたくさん打てばほうれい線は改善できますが、不自然な顔になってしまう。まず高周波で脂肪の厚さをタイトにし、ヒアルロン酸を打つのが最適です」
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