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寝起きの頭痛が続いたら…「脳腫瘍」のサインかもしれない 年間2万人が発症

日刊ゲンダイ ヘルスケア / 2024年6月7日 9時26分

 脳腫瘍が良性の場合、手術で腫瘍を全摘出すれば完治が期待できる。一方で、悪性や良性でも頭蓋底など、脳の深部に腫瘍があると手術で命を救えても後遺症が残るリスクが高い。ほかにも呼吸中枢や循環器中枢など、生命維持に重要な役割を担う延髄に脳腫瘍が癒着していると、手術で癒着を剥がす際に命を落としかねないという。

「良性でも悪性でも癒着の程度が深刻であれば、『ガンマナイフ』と呼ばれるガンマ線(放射線)で患部を集中照射し、部分的に焼き切る治療を行います。脳腫瘍は早い段階で手術を行えば症状が改善できるので、痛みや体の異変があれば迷わず脳神経外科を受診してください」

 脳の病気は早期発見、早期治療がカギ。脳腫瘍に限らず、脳に異常がないか自宅でセルフチェックできる方法を紹介する。

【片足立ち試験】 
 左右交互に片足で立ち、どちらか一方で、ふらついたり、きちんと立てない場合には脳の異常が疑われる。

【両上肢挙上試験】
 手のひらを上に向けた状態で両腕を肩の高さまで水平に持ち上げてキープし、左右どちらかの腕が内側を向いて下がると脳に異常がある可能性が高い。

 天寿を全うするためにも、万が一、普段と違った頭痛が続くようであれば専門医を受診したい。

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