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水分補給はしっかりしていているのに熱中症に…正しい対策は?

日刊ゲンダイ ヘルスケア / 2024年6月18日 9時26分

 熱中症にかかるリスクが高い人がいる。子供や高齢者、そして肥満や運動習慣がない人。

「筋肉量が少ないと体液量(水分量)の割合が減少し、熱中症になりやすい。健常者より多めに水分補給をしてください」

 とはいえ、熱中症で救急搬送される人には、健康な若者も少なくない。冒頭で紹介した熱中症経験が2度ある女性は、日頃から運動をしており、健康にも自信があった。

「自分は大丈夫という自信が、熱中症対策の不十分さにつながっているのではないか。最初はちょっとした不調程度なのが、気がついたらぐったりして体を動かせない、となるのが熱中症。不調が生じる前に手を打つ。もし何か変と思ったら、様子見や我慢をせず速やかに塩分入りの水や経口補水液を飲む。一時的であれば、清涼飲料水でも構いません」

 谷口医師が強調するのは「熱中症は予防でゼロにできる唯一の病気」。正しい予防を。

◆脱水症と熱中症

 大量の汗をかいたり水分補給不足で脱水症になると、体温調節が機能しなくなり体内の温度が上がり、熱中症を起こし、対処が遅れると命に関わる。脱水症は体内の水や電解質が汗で失われている状態、熱中症は高温の環境で生じる健康障害の総称。

◆清涼飲料水は脱水症状対策になる?

「清涼飲料水は糖分が多く、日常的に飲むと糖尿病のリスクを高めます。子供にとっても同じで、日常的な摂取はお勧めしません」(谷口医師)

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