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21歳なのに“外出許可制”…大谷が語っていた「プライベートな欲求」「目標」「車」【特別再掲 大谷翔平インタビュー】#4

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月4日 11時23分

21歳なのに“外出許可制”…大谷が語っていた「プライベートな欲求」「目標」「車」【特別再掲 大谷翔平インタビュー】#4

大谷翔平(2016年)/(C)日刊ゲンダイ

2016年3月、21歳の大谷

 ドジャース大谷翔平(30)は過去に3度、日刊ゲンダイの独占インタビューに応じている。1度目はまだ二十歳になったばかりの入団2年目のシーズン中。本格的にスタートした二刀流について初々しく語っていた大谷も、回を重ねるごとに語り口にも落ち着きが出てきた。今や世界一のプレーヤーとなった大谷がその時々でなにを考え、なにを思っていたのか。改めて読み返すことで、大谷の今が見えてくる。

 大谷が成し遂げた前人未到の大記録「54-59」を記念して、過去の独占インタビュー記事を特別公開する。

  ◇  ◇  ◇

 このインタビューの1カ月前、日本ハムが春季キャンプを行った米アリゾナ州ピオリアのスポーツコンプレックスは異様な雰囲気に包まれた。前代未聞の二刀流を実践する大谷を目当てに、50人を超すメジャースカウトと関係者が押し寄せ、その一挙手一投足をチェックした。プロ3年目のシーズンを終えたばかりの21歳はすでに米球界でも注目の的になっていたが、「投打のキャリアハイを積み重ねていけば、見えてくるものがある」と話したのが印象的だった。今回は2016年インタビューの【後編】。

──ソフトバンク戦の数字が悪い(4試合で1勝2敗、防御率6.58)のは苦手意識ですか?

「もちろん、ソフトバンクも強いですし、打線としてみても強いんですけど、ここで勝てば一挙に乗れるんじゃないかという登板で、自分の中で気負った部分はあります(8月4日のソフトバンク戦は6回3分の1を9安打7失点)。初めてそういう大事なマウンドを中10日ですかね、わざわざ空けてぶつけてもらって、変なものが出てきますし。ソフトバンクだからというのももちろんありますけど、もしかしたらそのとき首位がロッテでも西武でも楽天でもそうなっていたかなという部分はあります。ソフトバンクがよかったというのもありますし、自分の力が足りなかったというのもありますけど、まず、100%に近いパフォーマンスというか、自分のやりたいことができなかったというのがありますね。相手以前に自分の中の問題の方が大きい? そうですね」 

──今年も外出は許可制なの?

「何とも言われてませんけど、おそらく許可制だと思っています」

──車の免許がなくて不便とか、取りたいという希望はありませんか?

「う~ん……免許があったら車に興味が出てくるというか、(免許を)取ろうかなと思ったときに(車に興味が)出てくるのかなと思いますが、いまの段階では全然ないですね」

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