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大谷経済効果は865億円! NHKが約1割「放映権料87億円」をMLBに支払い大貢献の仰天

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年5月23日 16時46分

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大谷翔平(C)ロイター/USA TODAY Sports

 生み出す金も半端ない。

 関大名誉教授の宮本勝浩氏(理論経済学)は先日、2024年のドジャースにおける大谷翔平の経済効果が約865億1999万円に上ると発表。これは昨年、18年ぶりのリーグ優勝を果たした阪神優勝の経済効果の約872億円に匹敵する。

 莫大な金額の内訳を見ると、「ドジャースタジアムでの観客増加による消費増加額」(約22億円)、「スポンサー収入」(約101億円)などに加え、宮本氏は「放映権収入」として日本のNHKとMLBの契約に着目した。

 リポート内では「ウォールストリート・ジャーナル」によると、両者との契約は「04年から09年までの6年間で総額 2 億 7,500 万ドル(年平均約 4600万ドル:当時の為替レートで約 49 億 8,000 万円)だった」としたうえで、「現在では正確な金額は不明であるが、毎日のように大谷選手を中心に日本選手の活躍がNHKで放映されていることを考えれば、かなりの金額がMLBに支払われている」と想定。

「MLBの要求はかなり厳しいものであり、筆者は少なくとも年平均約8000万ドル(約125億円)がMLBに支払われていると想定している。そのほとんどが大谷選手の放映であることを考えれば、大谷選手によりMLBがNHKから得る年間放映権収入は少なくとも8000万ドルの約7割の5600万ドル(約87億2032万円:1ドル=155.72円換算)」と述べた。

 この125億円は、NHKの令和6年度の「収支予算と事業計画の説明資料」によると、全番組の制作経費(約2506億円)の5%に相当する。

 NHKは毎年、地上波とBSで200試合ほど中継しており、その大半は夜中から午前中、昼間にかけて、BSで放送される。放映権料は1本あたり6250万円。制作費は別途プラスされる。大河ドラマの1本あたりの制作費の目安としている7900万円には及ばないかもしれないが、これが果たして高いのか安いのか……。

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