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松下洸平『with MUSIC』苦戦で囁かれる"賞味期限切れ説"…「光る君へ」登場もNHKの尽きぬ不安

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年5月25日 9時26分

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松下洸平(C)日刊ゲンダイ

 2019年後期放送のNHK連続テレビ小説『スカーレット』で、ヒロイン戸田恵梨香(35)の夫役でブレイクした松下洸平(37)。その後、松下は20年10月期に『東京タラレバ娘2020』(日本テレビ系)、21年10月期には『最愛』(TBS系)で吉高由里子(35)の恋人役を演じ、他にも波瑠(32)や広瀬アリス(29)、川口春奈(29)といった人気女優の相手役を務めてきた。もはや、松下抜きで今の恋愛ドラマは成り立たないかにも見えるが、実は"賞味期限切れ間近"と囁かれている。テレビ関係者が異変を感じ取ったのは、今年4月に鳴り物入りでスタートした日本テレビ系の大型音楽番組『with MUSIC』の視聴率が思いのほか伸び悩んでいるためだ。

 深夜の報道番組『news zero』から移動した有働由美子(55)と、"アーティストナビゲーター"として有働をサポートする松下のMCは、レギュラー放送前の2時間スペシャル番組で『Number_i』を民放初出演させたこともあり、幸先の良いスタートを予感させた。ところが、結果は同時間帯の民放で下位をさまようことに…。直前の『嗚呼!!みんなの動物園』が終わった瞬間に他局に移る視聴者が多く、視聴率は前番組『世界一受けたい授業』から半分以下に落ちてしまった。

 松下は役者としては、この4月期の連続ドラマ『9ボーダー』(TBS系)に川口春奈と恋に落ちる記憶喪失の青年を演じている。だがこちらも初回から大苦戦、松下は出演番組が立て続けに数字が取れない状態に陥っている。『9ボーダー』の脚本は、『恋はつづくよどこまでも』や『着飾る恋には理由があって』で好評を得ている金子ありさ氏のオリジナルで、前評判も高かっただけにこの視聴率の低さは想定外だろう。また新垣結衣(35)からバトンを受け継いだ「お疲れナマです」の通称"マルエフ"、『アサヒ生ビール』の売り上げも頭打ちとなれば、周囲から"賞味期限切れ"が囁かれても仕方のないのではないか。

 もちろん、全てが松下のせいではないにせよ、この立て続けの数字の悪さは"運が悪い"としか言いようがない。

■「光る君へ」で吉高由里子との黄金コンビが復活

 松下の不振を深刻の受け止めているのは、5月26日放送分から松下がサプライズ登場するNHK大河ドラマ『光る君へ』のスタッフたちだ。NHKは脚本を担当する大石静氏と話し合いを重ね、オリジナルキャラクターを作り上げ、中盤での盛り上がりに満を持して登場させるのが松下という展開に大幅な期待を寄せているという。

「松下の起用は『最愛』で見せた吉高との黄金コンビの復活でしょう。殺人事件の重要参考人とそれを追う刑事が心の奥では惹かれ合っているというドラマチックな『最愛』の、若い視聴者たちを新たに取り込もうと狙っているわけです」(テレビ関係者)

 NHKの思惑通りになればいいが、「光る君へ」の視聴率の足を引っ張ることになれば、松下の"賞味期限切れ説"がいよいよ信憑性を増してくる。

(芋澤貞雄/芸能ジャーナリスト)

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