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松井珠理奈がマレーシアで“復活の狼煙” KLP48プレーイングマネジャーとして3年ぶり活動

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年5月28日 11時2分

松井珠理奈がマレーシアで“復活の狼煙” KLP48プレーイングマネジャーとして3年ぶり活動

あの頃の輝きを取り戻せるのか(C)AKS

 元SKE48の松井珠理奈(27)が、AKB48のマレーシア初の姉妹グループ「KLP48」のプレーイングマネジャーに就任し、約3年ぶりにアイドルとして活動することが発表された。

 松井は2018年に行われた「AKB48 53rdシングル世界選抜総選挙」で1位を獲得し、AKB48グループの頂点に立った。

 この総選挙では、2位の発表のときに須田亜香里(32)の名前が出ると、会場に集まったファンは1位の発表を聞かずに帰路につく人も大勢いた。1位の松井に納得いかないファンが多くいたことで、スピーチをしている松井が「帰らないでください!」などと観客に呼びかけるシーンもあった。この総選挙が最後になったことで、松井は実質的に最後の“世界一”になった。

 しかし、この直後に松井は体調不良となり、長期の活動休止。数カ月の休止を経て復帰するのだが、翌年にも体調不良を起こし、再び活動休止となった。

 復帰後すぐにグループからの卒業が発表され、コロナ禍を経て卒業した。総選挙の騒動以降はまともな活動をしておらず、実際は総選挙後にSKE48が失速した印象を受けたファンも多かった。

 松井は21年にSKE48を卒業したのだが、翌年には再び体調不良を理由に芸能活動を休養した。ほとんど活動がないまま、23年に所属事務所を退社してフリーとなった。

 フリーになっても主だった活動はなく、このまま引退するのではないかと思われていた。

■プロレスへの強い興味

 そんな松井が今回、AKB48の姉妹グループのプレーイングマネジャーに就任。久々に表舞台に登場した印象だ。

 これまでのAKB48グループの歴史の中で、卒業後に姉妹グループに復帰するのは、おそらく初である(卒業してから同じグループに復帰する例はあった)。

 さらに、「プロデューサー」という、これまでに経験のないことをやる。

 これはすごいことである。総選挙から時計の針が止まった状態だったが、ようやく時計が動き出した感じだ。今後は、体調不良に見舞われないよう、体には十分気をつけて挑んでいただきたいものだ。

 個人的には、復帰の場所は女子プロレスだと思っていた。

 かつてAKB48グループで行った「豆腐プロレス」をきっかけに、松井はプロレスに目覚め、試合会場に頻繁に現れるようになっていた。

 プロレスへの興味は半端ない。しかも、SKE48の後輩の荒井優希が本格的にプロレスラーとして活動していることから、松井もいつかプロレスラーにという思いもありそうだ。SNSでのハンドルネームは「松井珠理奈(ハリウッドJURINA)」であり、当時のリングネームを今でも使っている。

 総選挙以降のもどかしい時代を振り返りつつ、KLP48で復活する松井がどんな展開になるか、果たして復活の狼煙となるか。松井の“リベンジ”を今後も追いかけていきたい。

(ブレーメン大島/プロアイドルヲタク)

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