1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

大谷MVPと今永サイ・ヤング賞に立ちはだかる「超格安左腕」…開幕から負けなし9連勝

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年5月28日 10時51分

写真

投球練習をする大谷(C)共同通信社

 ドジャース・大谷翔平(29)が出場予定だった日本時間28日の敵地ニューヨークでのメッツ戦は雨のため中止。29日にダブルヘッダーで行われる。

 ここに来て昨季、メジャー史上初の「40本塁打、70盗塁」を達成し、ナ・リーグMVPに選出されたブレーブス・アクーニャJr.(26)が左膝前十字靱帯を断裂、今季の残り試合の欠場が決まった。打率.250、4本塁打、16盗塁と昨季に比べて振るわないものの、大谷らとのMVP争いが注目されていた。

 長打力と機動力を兼ね備えたクラッチヒッターが離脱し、今後は投手がMVP争いのライバルになりそうだ。

 開幕から負けなしの9連勝をマークしたフィリーズの左腕レンジャー・スアレス(28)だ。27日のロッキーズ戦で今季11戦目にして初黒星を喫したが、防御率は依然として1点台(1.75)。スアレスが投手陣を牽引するナ・リーグ東地区首位のフィリーズ(.704)は27日現在、選手層が厚いドジャース(.600)を抑えてメジャー最高勝率で独走態勢に入っている。

 このままスアレスが好調をキープすれば、2014年のドジャース・カーショー(21勝3敗、防御率1.77)以来、ナの投手では10年ぶりのMVPとサイ・ヤング賞の同時受賞の候補に浮上するのは必至。同様に開幕から5勝0敗と負け知らずで、メジャー唯一の防御率0点台(0.84)のカブスの今永とサイ・ヤング賞、最優秀防御率を争う可能性もある。

 昨オフ、初めて年俸調停権を手にしたスアレスの今季のサラリーは約7億9000万円。10年総額1000億円超の大谷はもちろん、今永の約14億1000万円にも及ばない。

 大谷、今永ともフ軍の左腕と熾烈なタイトル争いを強いられそうだ。

  ◇  ◇  ◇

 日刊ゲンダイは大谷が日本ハム入団当時のGMである山田正雄スカウト顧問にインタビューを実施。結婚、二刀流、その素顔などを聞いた。その中でも、山田氏を驚嘆させた「普通でなかった大谷の思考回路」とは……。

●関連記事【大谷を知る】…も要チェックだ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください