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サッカー女子は2011年ドイツW杯優勝に続き五輪初頂点のチャンス【パリ五輪メダル有力競技 ココが見どころ】

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年5月29日 9時26分

サッカー女子は2011年ドイツW杯優勝に続き五輪初頂点のチャンス【パリ五輪メダル有力競技 ココが見どころ】

五輪最終予選・北朝鮮戦で存在感を示したMF長谷川(C)Norio ROKUKAWA/office La Strada

 サッカー五輪代表は男子・女子ともにメダル候補としてパリに乗り込んでいく。男子代表は6月7、11日に米国中央部カンザスシティーでU23米国代表と2試合のテストマッチを行う。30日に遠征メンバーが発表されるが、五輪登録メンバーは18人。しかも年齢制限のない「オーバーエージ(OA)3枠」があり、実質「15人」の狭き門となる。今回の米国遠征は、代表入りを狙う面々にとってのサバイバルレースでもある。果たして不世出のストライカー・釜本邦茂を擁して銅メダルを獲得した1968年メキシコ大会を上回る成績を残せるか? 女子は過去最高位の2012年ロンドン大会の銀メダルを上回って頂点に立てるか?(今回は【女子編】)

 池田太監督率いる女子代表・なでしこジャパンは、スペイン南東部ムルシアに遠征してニュージーランド代表と2試合(現地時間31日、6月3日)、テストマッチを行う。遠征メンバーに新顔はおらず、主軸のGK山下杏也加(28=神戸)、DFの熊谷紗希(33=ローマ)、清水梨紗(27=ウェストハム)、MF長谷川唯(27=マンチェスターシティー)、FW田中美南(30=神戸)らが順当に選出。4月の米国遠征未招集だった俊足FW千葉玲海菜(25=フランクフルト)、対人戦と空中戦に強いDF高橋はな(24=浦和)の代表復帰が発表された。

■長谷川唯のチーム

 五輪の優勝は世界ランク1位スペイン、3位フランス、4位米国、5位ドイツとの争いとなる。 7位のなでしこジャパンがメダルを獲得するためには「ボランチが主戦場のMF長谷川をトップ下でプレーさせて決定力をアップさせたい」と初代なでしこ専任監督の鈴木良平氏がこう続ける。

「高い技術の持ち主である長谷川を攻撃の絶対的な差配役とし、非凡な攻撃センスを十二分に発揮してもらうことが田中美南、清家貴子(27=浦和)、植木理子(24=ウェストハム)、藤野あおば(20=東京V)らアタッカー陣のポテンシャルをより引き出すことにつながる。決定力もアップすれば金メダルも夢ではない。池田監督は、長谷川に『ゴールをどんどん狙っていけ』と指示してピッチに送り出してほしい」 

 パリ五輪前のテストマッチは、今回のスペイン遠征2試合に加えて7月13日に石川・金沢で行われるガーナとの壮行試合が最後。今回の代表22選手が18人(別にバックアップメンバー4人)に絞られる。

 なでしこは11年のドイツW杯を制して世界女王となったが、五輪の最高位は12年ロンドン大会の銀メダル。世界ランク上位は難敵ぞろいだが、金メダル獲得の好機到来かーー。(【男子編】に続く)

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