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ジャフコG×スパークスG 投資関連がビジネスの証券・商品先物取引業を比較【ライバル企業の生涯給与】

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年5月29日 9時26分

ジャフコG×スパークスG 投資関連がビジネスの証券・商品先物取引業を比較【ライバル企業の生涯給与】

「ジャフコグループ」と「スパークス・グループ」/(C)日刊ゲンダイ

【ライバル企業の生涯給与】

 今年は新NISA(少額投資非課税制度)が話題で、若者からシニア層まで投資熱は高まっているようです。株式市場はここへきて大きく動かず、日経平均はいわゆるボックス圏にあるといわれます。

 東証は33の業種に分け、それぞれ指数を公表。水産・農林業、建設業、食料品、化学……などです。その一つに証券、商品先物取引業があります。今回は、ここに分類される「ジャフコグループ」と「スパークス・グループ」の社員待遇を比較してみます。

 ジャフコは1973年の設立。野村証券、日本生命、旧三和銀行(現三菱UFJ銀行)の合弁会社としてスタートした日本最大のベンチャーキャピタルです。マネーフォワードやMTG、ラウンドワンなど投資実績は4184社(累計)に達します。バイアウト投資(従業員や経営者による企業買収)にも注力。現在は米国やアジアなど国際的に展開しています。

 スパークスは89年の設立。日本株を中心とした投資顧問・資産運用が主な業務となっています。2015年にはトヨタ自動車などと「未来創生ファンド」を設立。タクシーアプリのGO、再生可能エネルギー関連などに投資しています。

 業績はどうでしょうか。24年3月期(連結)で比較してみます。売上高はジャフコが244億円、スパークスが165億円。営業利益は82億円と75億円、純利益は75億円と65億円です。

 有価証券報告書(23年3月期)によると、社員の平均年収はジャフコが1365万9000円、スパークスが1356万円。役員報酬は1人あたり平均で4470万円と840万円となっています。

 年齢別の推定年収は、30歳時はジャフコが939万円、スパークスが700万円。40歳時は1260万円と940万円、50歳時は1429万円と1066万円です。

 生涯給与はこうなります。

▽ジャフコ…4億6800万円
▽スパークス…4億3600万円

 両社の社員がこの収入に応じた平均的な支出を続けた場合、65歳時の推定資産(貯蓄可能額)はジャフコ6420万円、スパークス5996万円です。85歳時は1418万円と1643万円。どちらも安定した老後が待っていそうです。 (データ提供「Milize」=https://milize.co.jp)

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