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日本ハム山﨑福也「足が速ければ野手にしたかった」元巨人打撃コーチの父・章弘氏が日刊ゲンダイに証言

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年5月31日 8時37分

日本ハム山﨑福也「足が速ければ野手にしたかった」元巨人打撃コーチの父・章弘氏が日刊ゲンダイに証言

四回に先制打を放ちガッツポーズ(C)共同通信社

「ピッチングよりバッティングの方がセンスはあると思います」

 こう言うのは、日本ハムや巨人などでバッテリーコーチ、打撃コーチを歴任した、日本ハム・山﨑福也(31)の父・章弘氏(62=現・兵庫ブルーサンダーズ監督 ※関連記事リンク先に写真あり)である。

「中学までに教えたのは『追い込まれるまでは打てるボールを待とう』とか『相手が嫌がる打撃をしよう』といったこと。もしクリーンアップを打っていたら、相手は外角を中心に攻めてくる。それを『センター中心に打ち返そう』とか基本的なことです」

 昨30日の阪神戦に先発したその息子はなんと、「6番・投手」で出場。四回無死一、三塁で打席に立つと、「6番に置いてもらった期待に応えたかった」と阪神先発の西勇の外角高めの直球に逆らわず、父の教え通りに中前へ先制打を放った。

 昨年まで在籍したオリックス時代は、交流戦通算22打数6安打で打率.273。セ・リーグとは違い、普段は打席に立たないパの投手としては特筆すべき打率の高さで、昨オフにオリックスからFA宣言をした際には、セの巨人やヤクルトが、こぞって獲得に乗り出したほどだ。

 天性の打撃センスは日大三高時代から。エースとして準優勝に導いた3年のセンバツでは打者として計13安打。1大会の通算安打の最多タイ記録を打ち立てた。

 章弘氏が続ける。

「走者が一塁にいるケースでは、一塁手がベースについているため、一、二塁間が空いています。この日もそこを狙ってスイングしていて感心しました。明大時代も投手以外の日に一塁を守ったこともありました。もっと足が速かったら、野手にしたかったという思いはあります。首位打者を狙うような打者になっていたかもしれません(笑)」

 投手としては思い出の甲子園で7回102球8奪三振。阪神打線を無失点に抑え、リーグトップの6勝目(1敗)を挙げた。打って投げてまさに「二刀流」の活躍に、山﨑は「アマチュア時代を思い出して野球をやっているなという最高の気持ち」とはにかんだ。章弘氏は「勝ったといっても野手の援護をもらっている。投手としてはいい時も悪い時もあるでしょう。これからも謙虚に投げて欲しいですね」と父親の表情を見せた。

  ◇  ◇  ◇

 レジェンドであるダルビッシュは近い将来、再び日本ハムのユニホームを着る可能性がある。

●関連記事【もっと読む】ダルビッシュ「サイドスローで日本ハム復帰」の可能性...かつて本人が語った“最悪最後、中継ぎも面白い” も要チェックだ。

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