1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

「虎に翼」“優三ロス”癒やせるか? 仲野太賀の新主演作は神タイミングで“ふてほどロス”にも効く

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年5月31日 9時26分

写真

今度はチャラい医師に(C)日刊ゲンダイ

 伊藤沙莉(30)主演のNHK朝ドラ「虎に翼」。いきなりネタバレになるが、5月28日放送の第42話で、伊藤演じる寅子の夫である優三(仲野太賀=31)が満州で死亡していたことが発覚し、《無理、朝から号泣》《優三さん……つらすぎる》《もっと優三さんを見ていたかった》《優三ロス》なんて“惜しむ言葉”がネット上に並んだ。

 芸能ライターのエリザベス松本氏は「第40話での寅子と優三の変顔対決。変顔からの笑顔、そこから涙を必死でこらえる一瞬があり、そして旅立つと決めた、意を決した表情へと変化した。優三のこれまでの人生のすべてを現したようなあの仲野さんのほんの数秒は、今後も朝ドラ史上の名演技として語り続けられるに違いありません」と話す。

「虎に翼」での仲野の最後の芝居があまりにも素晴らしすぎただけに、《優三ロス》を引きずる人は多い。優三さんがもう見られないのは残念だが、仲野はテレビ東京系で現在放送中の深夜ドラマ「季節のない街」にも出演中だし、何より7月からは小池栄子(43)とのダブル主演の連ドラ「新宿野戦病院」がフジテレビ系の水曜夜10時枠でスタート。「不適切にもほどがある!」(TBS系)で社会現象を引き起こしたクドカンこと宮藤官九郎のオリジナル脚本で、クドカン初の医療ドラマということで早くも注目が集まっている。仲野の演技をもっと見たいと切望する人にも朗報だろう。

「仲野さんの役は美容皮膚科医・亨。金儲け主義の気取り屋で、チャラチャラとしたいけすかない男性という設定で、優三さんとは似ても似つかない役どころです。宮藤さん脚本でいけすかない仲野さんといえば、2016年の『ゆとりですがなにか』のゆとりモンスター・山岸役が思い浮かびます。亨役で久々に心から人をムカつかせるような仲野さんの演技が見られるかもと思うと楽しみでなりません」(前出のエリザベス松本氏)

「虎に翼」の優三ロスに加えて、《ふてほどロス》なファンもいまだに大勢いる。

「そんな中で宮藤さん脚本、仲野さん主演の連ドラが始まるとは、まさに神タイミング。今期は『アンチヒーロー』『アンメット』など視聴者満足度の高い連ドラはいくつかあれど、ふてほどのようなブームにはならなかった。が、乗りに乗っているクドカン×仲野さんのタッグとなれば、期待値はマックスでしょう」(エンタ誌編集者)

 その宮藤がフジテレビでオリジナル脚本を書くのは、2001年に織田裕二(56)主演で放送された連ドラ「ロケット・ボーイ」以来23年ぶり。

「あのドラマは主演の織田さんが病気のため途中で放送が中断、放送回数が予定より短くなったという経緯があり、脚本や演技以外の要素で話題になってしまった。が、23年前と今ではまず宮藤さんの知名度も格段に違うし、さらに仲野さんと、同じく好感度が非常に高い小池栄子さんが主演なわけですから。『新宿野戦病院』は『ふてほど』同様、その内容と役者の演技でドラマ史に名を刻むものになるかもですよ」(スポーツ紙芸能担当記者)

 誠実で優しい優三さんからチャラい医師へ。仲野の変化が今から楽しみだ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください