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「STOP!誹謗中傷」 声を上げる芸能人たちの切実事情…星野源は“ガセ不倫”情報の被害に

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年5月31日 15時3分

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星野源(C)日刊ゲンダイ

 SNS上の匿名での誹謗中傷に怒りの声を上げる芸能人が増えている。

 先週末、有名インフルエンサー・滝沢ガレソのXでの投稿に端を発した俳優の星野源(43)と女優・新垣結衣(35)夫妻の“ガセ不倫”情報に翻弄された星野は、ラジオ番組で疑惑を完全否定した上で、「事実がひとつもないことで、日本中から憎悪を向けられた感覚になった」と、誹謗中傷の餌食になったことの恐怖を語っていた。

 星野の所属事務所はネット上の臆測を完全否定し、投稿の発信者に対して法的措置を検討することも明らかにしている。

 一方、俳優の北村匠海(26)は23日、自身のインスタグラムを更新。長年にわたり、言われなき誹謗中傷を受けてきたことを明らかにし「僕も人間です 傷もつきます ついてばかりです」として、「どんなに平気なふりをして生きていても、どっかで傷つきながら歩いています しかし耐え続けても何年経っても攻撃は止むことはありません」と告白した。

 また、ことし3月には、かねてネット上での“殺害予告”などの誹謗中傷に悩まされてきたタレントの中川翔子(39)が、X上で、〈警察に行き、ちゃんと警察は動いてくれて何人も書類送検になってます〉と誹謗中傷をやめない相手に警告を発した。中川は、〈誰かが傷つくような事をネットに書いている人、本当にやめてください。穏やかに好きなことを呟ける場所であってほしい〉と思いをつづった。

侮辱罪で刑事告訴も

 ITジャーナリストの井上トシユキ氏はこう話す。

「木村花さんの一件以降、芸能人サイドも言われっぱなしではなく、あまりに酷い誹謗中傷に対しては、個人で具体的なアクションを起こす傾向も強まっています。元AKB48の川崎希がアレクと結婚して以来、『流産しろ』などの誹謗中傷が続き、中傷を書き込んだ相手を開示請求し侮辱罪で刑事告訴したことを2021年にテレビ番組で告白しています。結局、相手は書類送検されたものの、反省していたため、告訴は取り下げたそうですが。今月24日には、声優の“はるかぜちゃん”こと春名風花(23)が、長年の誹謗中傷に対し、裁判を起こし、327万円の賠償金となったことをXで報告し、メディアで報じられました」

 春名はXで、〈これは“誹謗中傷”というだけではなく僕の10年以上積み重ね続けた傷に対する金額です〉〈これまでの10年間の苦悩が、公的な場で認めてもらえたことを嬉しく思います〉としている。

「こうした動きに対して、ネット上の反応を注視してみると、“そりゃそうだよね”といった常識的な論調も増えてきており、世論が変わってきているように思います。ネット上の匿名の“暴走した正義”は、ようやくまともな方向に振れてきているようにも感じます」(井上氏)

 アーティストでタレントのあのは、「有名勢(※原文ママ)とか芸能人だからで舐めた行動してるやつらのせいで人殺せる時代なのわかって行動しろよ」と自身のXでこの問題に強い口調で言及し、話題となっているが、芸能人自らが声を上げてもやまない誹謗中傷の嵐には厳罰を下すしかない。

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