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「飯島直子の今夜一杯いっちゃう?」堂々レギュラー 飲み方を参考にするソロ活女子が増加中

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年6月2日 14時2分

「飯島直子の今夜一杯いっちゃう?」堂々レギュラー 飲み方を参考にするソロ活女子が増加中

飯島直子(C)日刊ゲンダイ

 居酒屋巡りは太田和彦と吉田類、町中華は玉袋筋太郎だが、ここに新たな“飲みタレ”が加わった。それも、なんと美熟女の飯島直子。BSフジで去年6月から不定期で放送されていた「飯島直子の今夜一杯いっちゃう?」が、この4月から木曜夜10時のレギュラーになったのだ。

 飯島といえば、レースクイーン、水着やビールのキャンペーンガール、「11PM」カバーガール、缶コーヒー「ジョージア」のCM、バラエティー番組「DAISUKI!」の司会と、抜群のスタイル、人懐っこい親しみやすさで一世を風靡した元祖癒やし系美女だ。

 行きつけの飲み屋で酔っぱらっていると、その彼女がいつの間にか隣で飲んでいたりするんだぜ。そして、「お一人ですかあ」なんて話しかけてきて、おつまみをおすそ分けしてくれたりするのだから、「夢か!」と我が目を疑い、酒を持ったままひっくり返るに違いない。

 いや、夢ではありません。これまで、東京の神田、荒木町、阿佐谷、大井町、横浜・野毛などの昔からの飲み屋横町に出没、明治38年創業、東京で最も古い居酒屋といわれる「みますや」(小川町)では「どぜう丸煮」、「三祐酒場」(曳舟)では、この店が元祖の焼酎ハイボールを実にうまそうに食べたり飲んだりする。

「『まあまあ飲むほうかもしれない』と自分でも話しているくらいだから、お酒は好きなのでしょうが、飲んでる姿がとっても楽しそうなんですよ。女性が居酒屋を案内する番組は他にもありますが、あくまでリポーターで、あまり飲まない。でも、直ちゃんはいつも酔っぱらう。それどころか、途中で『アッ、ちょっとトイレ!』なんて消えてしまったりします。番組を見ていて、ここまで一緒に飲んでる気分にさせる飲みタレは、そうはいません」(民放系構成作家)

 おかげで、飲み番組には珍しく女性にも人気だ。あるアンケートでは「ひとり外飲みします」という女性は4割もいて、近ごろは角打ち(立ち飲み)にも増えた。そんなソロ活女子は、飯島直子みたいにおしゃれにかっこよく飲みたいと、酒やつまみの選び方、飲み方、食べ方の参考にしているらしい。

 いや、ひとり飲みだけでなく、56歳バツ2の飯島のはつらつとした、どこか吹っ切れたような、ゆったりした生き方にあこがれるのかもしれない。番組の基本は、1軒目は直ちゃんのひとり酒、2軒目はゲストと飲みながらのおしゃべりという構成なのだが、そのゲストが竹中直人、安田顕、渡辺いっけいら面倒くさそうなオヤジばかり。でも、直ちゃん相手だと、オヤジたちもたちまちゴキゲンになって、「もう1軒行こうよ」となってしまうのである。

 ただ、このゲストと差し飲みトークが30分と長い。酔っぱらうと話はくどくなるし、繰り返しも多い。だんだん話の長い上司と飲んでるような気分になってしまうのだ。

 直ちゃんがひとり酒で2軒はしごして、3軒目でトークというぐらいがちょうどいいんじゃないかなあ。

(コラムニスト・海原かみな)

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