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やす子「自衛隊時代のパワハラ告発報道」でも好感度が揺らがぬワケ…毒は吐くけど無駄にキレない

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年6月2日 9時26分

やす子「自衛隊時代のパワハラ告発報道」でも好感度が揺らがぬワケ…毒は吐くけど無駄にキレない

やす子(C)日刊ゲンダイ

 圧倒的な好感度を誇る女性芸人といわれて、今真っ先に名前が挙がるのは元自衛官芸人のやす子(25)だろう。オリコンニュースの「23年上半期ブレイク芸人ランキング」では堂々の1位に輝き、大手企業のCMにも次々に起用されるなど、順調にキャリアを積み重ねている。

 やす子といえば、21年の元日に放送された「ぐるナイおもしろ荘2021新年SP」(日本テレビ系)に出演し、自衛隊出身ならではの「5段階ほふく前進」ネタや、「はい~」の合いの手で、視聴者にしっかりインパクトを残し、一気に知名度を上げた。

 飽きられるサイクルが早い傾向の女性芸人ということもあり、ブレーク当初《すぐに消えそう》と視聴者の予想も多かったが、どんな番組やロケでもひたむきに取り組む姿や、素直な人柄を感じさせる振る舞いなどにより、すっかり“国民が応援したくなる芸人”枠に収まった印象もある。

 そんなやす子に、好感度急落のピンチが訪れた。5月30日配信の「文春オンライン」の記事で、自衛隊時代のやす子から深夜にパワハラを受け、それを機に「うつ状態」と診断され、自衛隊を辞めたという当時の後輩による告発だ。

 好感度が高いやす子だけに反動が大きいかと思いきや、意外にも《やす子さんが売れ出したからってこういうネガティブなタレコミもなんだかなぁと思う》《やすこのファンじゃなかったけど、応援したくなった》と、やす子を擁護する声が多かった。

■キレる時には理由があることがほとんど

 やす子の揺るがない好感度の高さの理由は、一体何なのか?

「2歳で父親と生き別れ、母とも16歳から22歳まで会っていなかったことや、いじめの経験など明かしていたりと、苦労されている背景も応援される要因としてはもちろん大きいと思います。ですが、意外とテレビでも怒るべきところはしっかり怒り、必要な毒を吐いていたりと、好感度を意識していない振る舞いを感じさせつつ、その怒りに共感が集まるなど、普通の人の感覚を持ったままテレビに出ているところが、自然と視聴者から好かれる要因になっているのではないでしょうか」(バラエティー番組制作関係者)

 そんなやす子の実直さを評価している同業者も多い。関根勤(70)は5月25日、自身のユーチューブチャンネルにアップした動画で以前、やす子と食リポをした際、店員の「錦鯉なんか全然面白くないや」という発言に対し、事務所の後輩であるやす子が「そんなことないっすよ! 面白いっすよ! あなたのセンスがないだけですよ~!」と大真面目に言い返していたのを見て、やす子が大好きになったと語っている。

「やす子さんがテレビなどで見せる怒りや憤りにはほぼ何らかの理由があり、そこに一般的な共感が伴うことも多いため、今回の文春砲にも《何かよほどの理由があったのでは?》というリアクションが多い。高い好感度を維持している理由の一つになっている印象です。実際、問題のあった後輩の指導を頼まれたということも誌面では明かされています。現状では、やす子さんに対する同情的な声も散見されます」(芸能ライター)

 やす子が、視聴者からソッポを向かれる日は、まだしばらく先のようだ。

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