巨人・門脇誠2年目のジンクスは生真面目すぎるがゆえ…攻守ボロボロ、復調の糸口いまだ見えず
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年6月3日 10時45分
門脇の復調はいつ?(C)日刊ゲンダイ
この日も巨人の先発メンバーに「門脇誠」の名前はなかった。
巨人が7-1で快勝した昨2日の西武戦。遊撃にはドラフト4位新人の泉口友汰(25)が入り、2年目の門脇(23)はこれで10試合連続のスタメン落ちである。
門脇はルーキーイヤーの昨年、シーズン後半から遊撃のレギュラーを奪取。圧倒的な守備力とシュアな打撃を武器に、あの坂本勇人を三塁に追いやった。
「原前監督が評価した頑健な体と野球に取り組む真摯な姿勢には、阿部新監督も絶大な信頼を寄せて、就任早々に『坂本、岡本、門脇以外は競争』とレギュラー不動を確約したほどです。昨年12月に入団1年で退寮を認められたのも、門脇なら心配はないと判断されたからこそ。実際、退寮と同時に自腹で調理師と個人契約を結ぶなど自覚十分で浮ついたところは皆無。2年目のジンクスとは無縁と思われたのですが……」(チーム関係者)
それが、今季はオープン戦から打撃不振が続いて、ここまで打率.221。昨季は年間5失策だった自慢の守備でもすでに7失策と、攻守にわたって精彩を欠いている。守備から打撃へのリズムがつくれず、打撃の迷いが守備での集中力に影響するという悪循環に陥っているように見える。
「昨季後半戦で打率.320を残したことで当然、他球団は徹底的に研究したでしょうし、マークされている。良くも悪くも真面目過ぎる門脇は、考え込む上に問題は自分で解決しようとするタイプ。コーチに助けを求めることには消極的で、なかなか復調の糸口をつかめていない状態です」(前出のチーム関係者)
八回に泉口の代打で途中出場したこの日、実に5月10日のヤクルト戦以来となる右前打を放った。
32打席ぶりの快音に巨人ベンチは総立ちで祝福したが、これがキッカケになるかどうか。
◇ ◇ ◇
門脇だけに限らず、巨人は貧打に喘いでいる。いったい何が原因なのか。巨人の元バッテリーコーチで評論家の秦真司氏が日刊ゲンダイに語った“気になる点”、巨人が抱える“もったいなさ”とはーー。
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