1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

大谷がピッツバーグ初見参! 名物場外弾「アレゲニーヒット」を阻む“144mの壁”

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年6月4日 7時34分

大谷がピッツバーグ初見参! 名物場外弾「アレゲニーヒット」を阻む“144mの壁”

大谷翔平(C)ロイター/USA Today Sports

 大谷翔平(29)のドジャースは日本時間5日から敵地ペンシルベニア州ピッツバーグでパイレーツと3連戦を行う。

 相手の本拠地「PNCパーク」はメジャー7年目にして初見参。メジャー27球場目の本塁打がかかる。

 ジャイアンツの本拠地「オラクル・パーク」のスプラッシュヒット(右翼スタンド後方のマッコビー湾に飛び込む場外弾)ほどではないものの、PNCパークも右翼後方を流れるアレゲニー川に達する「アレゲニーヒット」が名物。これまで164本を記録しているスプラッシュに対し、アレゲニーはわずか5本。2019年5月にパイレーツのジョッシュ・ベル(現マーリンズ)が2本放ったのが最後だ。

 PNCパークの公式サイトによれば、左中間125メートル、中堅122メートルと深い一方で、右翼98メートル、右中間114メートル。極端に広くはないものの、右翼から中堅までのフェンスの高さは6.4メートルと高い。投手有利の球場のひとつで、今季1試合あたりの本塁打は0.823本。メジャーの本拠地全体で4番目に少ない。

 アレゲニーヒットを打つには飛距離144メートル以上、打ち出し角度25度以上が必要とされる。MLBが15年に導入した打球や投球を計測するスタッツキャストによると、ベルが放ったアレゲニーヒットは約144メートル、角度27度だった。15年に記録したパイレーツのペドロ・アルバレス(現ブルワーズフロント)は飛距離136メートルながら、角度は31度だった。

 飛距離自慢の大谷が初めてのPNCパークで右方向に場外弾を放てば、老舗球団の歴史に名を残すことになるが、今季の状態では微妙かもしれない。

 大谷が放った本塁打の今季最長飛距離は5月5日のブレーブス戦(ドジャースタジアム)でマークした141.4メートル、角度は34度。角度は十分でも飛距離は3メートル足りないのだ。

 大谷の過去の最長飛距離は昨年6月のダイヤモンドバックス戦で放った30号ソロの150.3メートルで、昨季のメジャー最長記録だった。

 昨季、月間15本塁打をマークするなど6月を得意とする大谷が昨年同様、自己最長飛距離を更新すれば、滅多にない光景が見られそうだ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください