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笹生優花の全米オープンVでパリ五輪女子代表争い熾烈!3週間後が天下分け目の戦いに

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年6月4日 7時34分

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笹生優花は五輪にぐっと近づいた(C)共同通信社

 笹生優花(22)が大きな1勝を手にした。

 日本時間3日に最終日を迎えた全米女子オープンを逆転で制し、2021年の同大会に続いて自身2度目のメジャータイトルを獲得。240万㌦(約3億7000万円)の優勝賞金もさることながら、本人が出場を熱望するパリ五輪切符もグッと手繰り寄せたのだ。

「パリ五輪の女子ゴルフは6月24日時点での世界ランキングで出場枠が決まり、現時点で日本は2枠となる可能性が高い。6月3日付で発表された最新ランキングで笹生が日本勢トップの6位に浮上。全米女子オープンで44位だった畑岡奈紗(25)が18位から19位に順位を落とした一方で、同大会で6位だった古江彩佳(24)は22位、山下美夢有(22)も25位で追う展開。笹生がメジャー制覇したことで大きくポイントを加算し、最新の世界ランキングで日本勢トップに立った。笹生が本命に躍り出た代表争いはさらに激しさを増しています」(ツアー関係者)

 前回の21年東京五輪で惜しくも代表入りを逃した古江は、今大会でも「(笹生との)ポイント差を縮めないといけないと考えながら回った。今回は稼がれてしまったので、もう一回頑張るしかない」とライバル心をむき出しにする。東京五輪時には二重国籍でフィリピン代表として出場した笹生は、五輪後に日本国籍を取得。日本人として臨む初の五輪出場へこちらも強い意欲を持つ。

「今回の優勝で笹生は大きくジャンプアップ、3試合を残して世界15位以内に与えられるパリ五輪出場の優先権を手にする可能性が高くなった。熾烈なのは日本勢2番手争いです。代表決定前の最後の試合は全米女子プロゴルフ選手権。メジャーですから、優勝者への100ポイントを筆頭にポイント配分が高い。その全米女子プロには、笹生をはじめ畑岡、古江、山下らが出場する。ここが天下分け目の戦いになるはずです」(同)

 熾烈なオンナの戦いはこれからが本番だ。

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