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自民&維新「合意文書」はマスコミ撮影目的のいい加減な代物…これが土壇場でゴネる中身か?

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年6月4日 11時3分

自民&維新「合意文書」はマスコミ撮影目的のいい加減な代物…これが土壇場でゴネる中身か?

これが超アバウト文書

 4日、自民党が衆院特別委員会で採決する予定だった政治資金規正法改正案。自民・公明・維新の修正合意案だが、3日夜、急に維新がゴネ出したため採決は延期。再修正案を作るハメになった。

 維新の音喜多政調会長は「例外や抜け道がある状態で修正案に賛成することは難しい」なんてもっともらしいことを言っているが、「おい、おい」である。5月31日に岸田首相と維新の会の馬場代表が交わした合意文書の内容はまるでアバウト。例えば<政策活動費は使用上限を決めて、10年後に領収書を公開する>とあるが、音喜多氏のクレームは「領収書公開が50万円超はおかしい」というもの。そもそも10年後の公開に何の意味があるのか。

「岸田・馬場の党首会談はわずか10分。文書にサインをするのが目的で、マスコミ撮影がメインでした」(関係者)

 いい加減な合意文書をもとにイチャモン付けの維新、「採決できれば中身はどうでもいいや」の岸田首相。この改正案、丸ごとインチキである。

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