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日本ハムが球宴ファン投票で9部門独占中!躍進支える首脳陣も新庄“勘ピューター”にビックリ

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年6月4日 12時38分

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新庄監督(C)日刊ゲンダイ

 7月23、24日に行われる今年の球宴。3日に行われたファン投票第10回中間発表で、実に9部門のトップに立ったのが日本ハムだ。

 両リーグ通じて最多得票だった外野手の万波(24)を筆頭に、先発の山﨑(31)、中継ぎの河野(26)、抑えの田中正(29)、捕手の田宮(23)、一塁のA・マルティネス(28)、二塁の上川畑(27)、三塁の郡司(26)、遊撃の水野(23)が各部門の最多得票。DH以外は1位を独占した。

 過去2年、チームはいずれも最下位。貯金すらつくれなかったが、今季は開幕から好調で3日現在、首位・ソフトバンクから5ゲーム差の3位。貯金は8つある。

 23日の球宴第1戦は日本ハムの本拠地・エスコンフィールドで行われるとはいえ、ファン投票で日本ハム勢が票を集めた理由はそれだけではないだろう。

 今回、遊撃でトップに躍り出た水野は、交流戦に入ってから18打数6安打の打率.333、1本塁打、6打点。攻守で勝利に貢献しているし、6年目の田宮は打率.341でパの首位打者。去る2日のDeNA戦では21年育成ドラフト1位の福島(21)がプロ初勝利を挙げれば、昨年の現役ドラフトでソフトバンクから獲得した水谷(23)はプロ初本塁打を放って勝利に貢献した。イキの良い若手の活躍が目立つのだ。

 チームが好調な裏に新庄剛志監督(52)のハンドリングがあるのは間違いない。

 建山投手コーチは古田敦也氏のYouTubeチャンネル「フルタの方程式」に出演、新庄監督の継投について苦笑交じりに「カンが当たり過ぎるんで嫌なんですよ」と言っている。

 例えば交代を進言しても、抑えるから大丈夫と打ち取り方まで言って、それが当たるとか。逆に、あの打者のときに代えてと言われながら、続投を主張すると、それを受け入れてくれるが、結果としてその打者に本塁打を打たれたこともあるという。

 建山コーチが、なぜわかったのか聞いても理由は言えない、「打つと思ったんだよ」と答えるそうだ。

「新庄監督は選手のモチベーションを上げることにも長けているといわれるけど、選手に見切りをつけるのが早い。清宮(25)、野村(23)、石井(30)、加藤豪(29)らの主力も結果が出なければ、二軍落ちの憂き目にあってますから」

 日本ハムから目が離せない。(つづく)

  ◇  ◇  ◇

 新庄監督の能力もさることながら、フロントの存在も忘れてはいけない。

●関連記事【続きを読む】…では、前出の球団OBが言う「フロントの方向転換、働きぶり」について詳しく報じている。

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