早大7季ぶりリーグ制覇も小宮山監督に「今秋限りで退任」の可能性…後任探しはすでに始動
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年6月4日 17時10分
小宮山監督(C)日刊ゲンダイ
2日に7季ぶり47度目のリーグ優勝を果たした早大野球部。ロッテ、メッツなどでプレーした小宮山悟監督(58)は大学球界初のメジャー経験者として2019年から母校を率い、今年で6年目を迎える。
プロ時代は「頭脳派」と称されたものの、早大では初代監督で「学生野球の父」である飛田穂洲の「一球入魂」をモットーに、学生に厳しさを求めた。就任時には「まずは(部の)もろもろを正す、というところから始めたい。100年を超える歴史がある早稲田大学の野球部とはこうだ、というものを常に意識し、重みを感じてほしい」としたうえで、「かつて僕が教わったことをそっくりそのまま伝える使命がある。先輩が築いてきたものが音を立てて崩れないように。昔ながらの考えと言われればそれまでだが、嫌だという人間はいてもらうと困るから、出ていってもらって結構というスタンスで臨むつもり。学生たちは反旗を翻すと思いますよ。今までと違うわけですから」と、覚悟を口にしていた。
「古き良きモノ」を指導に取り入れ、試行錯誤を重ねた6年間が実を結んだわけだが、さる東京六大学野球関係者は「このままいけば、今秋限りで退任するのではないか」と、こう続ける。
「近年の早大監督の在任期間は長くて6年。和田毅、青木宣親らを育てた野村徹氏、斎藤佑樹らを預かった応武篤良氏も6年だった。応武監督以降、小宮山監督が就任するまでの岡村猛氏、高橋広氏は4年。6年目の小宮山監督にとっても区切りの年なのは事実。この春の優勝で続投する可能性も残るが、21年から昨年までの3年間は慶大と明大が優勝を分け合うなど、苦戦を強いられていた。すでに、後任のリストアップは始まっていると聞いています」
早大は10日開幕の全日本大学野球選手権に9年ぶりに出場する。秋のリーグ戦も含め、今年が小宮山野球の集大成となるのか……。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
早大・吉納翼 全4得点叩き出し9年ぶりVに王手 青学大との決戦に「任せてください」
スポニチアネックス / 2024年6月16日 4時33分
-
プロ注目の“3ラン男”…東邦→早大の吉納翼 全日本大学野球・準決勝で全打点記録し決勝へ「小宮山監督を胴上げする」
東海テレビ / 2024年6月15日 18時37分
-
早大がリーグ単独最多の47度目優勝 2020年秋以来7季ぶり…慶大に2連勝で完全V
Full-Count / 2024年6月2日 16時9分
-
「一歩間違えればパワハラ案件」でも… 早大・小宮山監督が称賛する3年生右腕の成長
Full-Count / 2024年6月2日 8時30分
-
マンU、英雄シャビ招聘か バルサ指揮官解任で「新監督就任を打診」と英メディア報道
FOOTBALL ZONE / 2024年6月2日 6時30分
ランキング
-
1【陸上】飯沢千翔、いったんは失格も上訴を経て救済 日本選手権男子1500mで異例の計6人が救済措置
スポニチアネックス / 2024年6月27日 21時25分
-
2【絶好調の“6月男”】ドジャース・大谷翔平、高まる「日本人初の三冠王」の期待 “最大の壁”となるのは「1番DH」
NEWSポストセブン / 2024年6月28日 7時15分
-
3ロッテ佐々木朗希 日本では「虚弱体質」の烙印も…米球団むしろプラス評価でゾッコンの理由
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年6月28日 9時26分
-
4ヤクルト畠山コーチが突然の退団 原因は金銭トラブルか…水原一平事件では「畠山は大丈夫か?」との声が
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年6月27日 19時2分
-
5大谷翔平vs“530億円男”、絞られたMVP争い ベッツ離脱で米予測「有力候補に見える」
Full-Count / 2024年6月27日 20時11分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください