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岡田阪神が大ピンチ!主砲大山は自信喪失で降格直訴、守護神ゲラと一緒に二軍落ち

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年6月5日 11時21分

岡田阪神が大ピンチ!主砲大山は自信喪失で降格直訴、守護神ゲラと一緒に二軍落ち

自信喪失の大山悠輔(C)日刊ゲンダイ

 阪神、ピンチである。岡田彰布監督(66)が4日、主砲の大山悠輔(29)と守護神のゲラ(28)の二軍落ちを決めたのだ。

 打率.199、3本塁打と低迷する大山はこの日の試合前、全体練習から外れて三塁ノックや外野のポール間走のみで切り上げた。リーグ優勝、日本一を達成した昨季は全試合で4番を務めたが、今季は開幕から一向に調子が上がらず、1日のロッテ戦では7番に降格。不振脱却の糸口をつかめないでいる。

 試合前に本人と話したという岡田監督によれば、大山は相当自信をなくしており、自ら降格を直訴したという。

「開幕直前に下半身の張りでオープン戦を4試合連続で欠場。振り込みの量が足りず、ぶっつけで開幕を迎えたことが尾を引いている印象です。両膝の状態が良くないのか下半身が使えず、スイングのキレは悪いまま。ファームでミニキャンプをやるにしてもカラダをつくり直すのは一朝一夕にはいかないでしょう」とは、ライバル球団の関係者だ。

 一方のゲラはこの日の楽天戦、1-1で迎えた延長十回から登板するも、2点を失い3敗目を喫した。出れば打たれるの繰り返しで、これで3試合連続の失点となり、岡田監督も二軍再調整を決断した。

 阪神は現在、主力の佐藤輝明とノイジーが不振で二軍調整中のうえ、4番と抑えの機能不全もあって、交流戦は1勝5敗の最下位に沈み、セでも首位巨人と1.5ゲーム差の3位にとどまっている。このまま失速するのか……。連覇を狙うチームに暗雲が垂れ込めてきた。

  ◇  ◇  ◇

 大山と同様に不振に陥っているのが本文中にも登場する佐藤輝明だ。かねてより怠慢プレーや凡ミスなどが指摘されてきたが、いよいよ周囲からは「藤浪化」を懸念する声も上がっている。

●関連記事【もっと読む】…では、佐藤輝の藤浪との「共通点」や「危険すぎる兆候」などを詳しく報じている。

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