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東ちづる64歳にして「人生100年時代」の旗手へ 劇団座長、社会運動、映画製作と意気軒昂の秘訣

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年6月6日 10時58分

東ちづる64歳にして「人生100年時代」の旗手へ 劇団座長、社会運動、映画製作と意気軒昂の秘訣

東ちづる(C)日刊ゲンダイ

 劇団座長に活動家に、映画製作と、ますます意気軒高なのが東ちづる(64)。差別や偏見のない社会を目指す一般社団法人「Get in touch」の代表として、その活動の一環である劇団「まぜこぜ一座」の制作発表をこのほど都内で行った。

「日本で一番小さな手品師」ことマメ山田のほか、義足だったり、全盲だったりする出演者と登壇。自らキャスティングし、楽屋前で待ちかまえて、直接スカウトするなどしたという。

「みんなが楽しめるバリアフリーエンタメをめざします。マイノリティーパフォーマーは、グレーテストショーマンと知って欲しい」と笑顔で訴えた。「目標は解散。私たちが必要のない多様性のある社会を実現したい」のだそうだ。

 そうした活動趣旨が伝わったのだろう、渋谷区のバックアップを得て、同区役所と隣接の「LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)」で今月16日の公演が決まった。また、社会派コメディーでサスペンスもある映画をこの秋上映するプランも明らかにした。

 昭和から平成にかけ、「お嫁さんにしたい」タレントとして世の男性の人気者だったが、こうした社会派の活動家としても有名なのだとか。芸能リポーターの小柳美江さんが言う。

「いまも強く記憶に残っているのは骨髄バンクの啓発活動です。骨髄バンクが設立されて間もない頃でしたけど、それから30年以上、携わっておられます。取材時には、東ちづるさんがテレビチームとともに、戦争などで犠牲になった子供たちを支援するドイツ国際平和村を訪れました。東さんはドイツ国際平和村の活動に衝撃を受け、その時以来、施設を定期的に訪れ、日本国内でもボランティア活動をされています。また、類いまれな行動力といい、リスペクトの一言です」

 私生活でも難病を抱える夫の介護を続け、「治るって言ったら絶対に治る」「セカンドオピニオンでも、サードオピニオンでも聞きに行くから」などと励まして、元気づけているという。

「先日もご主人とお母さまと3人でお食事を楽しまれる写真をSNSにアップされていましたね。本当に前向きで明るい」と小柳さんは続けた。

 5日の誕生日で64歳になったが、変わらぬ美貌でも注目を集めている。

「元インストラクターですし、運動にも積極的ですからね。『筋肉は裏切らない』を信条に、ホットヨガを毎朝3時間やっているという話を聞いたことがあります。富士山の溶岩プレートを敷き詰めた部屋で、ピラティスもして、汗を流しているというのですから、肌がつやつやしてました」と、東を取材したことのある芸能記者は言っている。

 その姿は、人生100年時代の旗手に見えてくる。

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