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中日・小笠原が愛想を尽かす日…度重なる「無援護、見殺し、足枷」でメジャー志向加速の一途

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年6月6日 11時48分

中日・小笠原が愛想を尽かす日…度重なる「無援護、見殺し、足枷」でメジャー志向加速の一途

小笠原(C)共同通信社

 中日の小笠原慎之介(26)は今季、極端な「無援護」に泣かされている。防御率1.73はリーグ5位でも、2勝はハーラー17位タイである。

 ここまで10試合に登板し、援護点はわずか10点。1試合1点の計算だ。

 しかし、小笠原を見殺しにしてきた打線は、それだけでは飽き足らなかった。

 昨5日のソフトバンク戦。ついには守備陣も足を引っ張った。0-1で迎えた三回1死一塁の場面、3番・栗原を内野ゴロに打ち取ったかと思いきや、二塁の山本が打球をファンブル。拙攻拙守に気持ちが切れたか、山川こそ三振に抑えたものの、続く近藤から3連続適時打を浴びて、一挙4失点。結局、5回5失点でマウンドを降りた。失策絡みで、自責点が1で済んだのは不幸中の幸いだろう。

 5敗はリーグワースト2位タイ。こうなると、いよいよチームに見切りをつけ、メジャー移籍に傾くのではないか。

 小笠原のメジャー挑戦が報じられたのは今年4月。MLBネットワークの記者が、自身のSNSで「中日の小笠原が今季終了後、ポスティングされる可能性がある」とつづったものだ。小笠原は昨年1月、地元メディアの中日スポーツに、将来的なメジャー挑戦を語っていた。少なくとも、メジャー移籍の願望があるのは間違いない。

「過去、中日でポスティングシステムを認められたのは2003年オフにパドレスに移籍した、現投手コーチの大塚晶文のみ。近鉄から中日に移籍した時にポスティングOKの条項があったから認められたのだと、落合元監督が自身のYouTubeで明かしていた。しかし、それも今は昔。ポスティングで小笠原に高値がつけば、球団も潤う。小笠原が望めば、すんなり認めるのではないか」(球団OB)

 貧打地獄から脱出し、新天地を目指すーー。

 ◇  ◇  ◇

 3月に日刊ゲンダイに掲載した秦真司氏による短期集中連載コラム「キャンプ探訪2024」では、中日もピックアップ。立浪監督が秦氏に明かした「秘密兵器」として期待を寄せる野手、「かなりいい」と太鼓判を押した投手などについては、●関連記事【もっと読む】…からチェックすることができる。

 その選手らの現在地と照らし合わせ、立浪監督の見立てやいかに…。

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