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大谷翔平争奪戦が「水原事件」収束で熾烈に!CMギャラ上振れ、年末年始はTVジャックの様相

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年6月6日 15時3分

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大谷翔平(C)ロイター/USA TODAY Sports

 ドジャースの大谷翔平選手(29)の口座から日本円にして約26億円を引き出し、裏カジノなどに使用していたとして、銀行詐欺罪などに問われていた元通訳の水原一平被告(39)が4日(日本時間5日)、連邦地裁に出廷し有罪を認めた。

 これを受け大谷は、「捜査が完了し、罪も全て認められた今、私及び家族にとっても重要な終結を迎えることができました。すべての証拠を完全に明らかにしながら、これほど徹底的かつ効果的な調査を迅速に遂行してくれた当局の方々に心から感謝したいと思います」と“収束宣言”。

 判決は10月25日だが、水原は大谷の口座から不正送金した全額を賠償金として返済することで合意したという。

「大谷翔平選手を詐欺の被害者とみなし、この問題は終結した」(米大リーグ機構)、「翔平とチームがこの問題を全て忘れて、ワールドシリーズ優勝を目指して前進できることをうれしく思う」(ドジャース)といった声明も出され、世界を揺るがした「世紀の詐欺事件」もこれで一段落というわけだが、騒動が終結した大谷の今後の活躍への期待と同時に、その“時価総額”はさらに上昇する見込みだ。

 関西大学の宮本勝浩名誉教授(理論経済学)は先日、2024年のドジャースにおける大谷翔平の経済効果が約865億1999万円に上ると発表したが、CMやテレビなど日本のメディア業界でも“大谷効果”は莫大だ。

「お~いお茶」が東北でバカ売れ

 大谷がCM契約を結んでいるのは、三菱UFJ銀行、コーセー、セイコーウオッチ、西川、日本航空など約10社に上るが、その中のひとつ、伊藤園が大谷効果で、同社の主力商品である「お~いお茶」の売り上げが急増したと報じられている。

「食品新聞」が5日に配信したもので、同社は4月30日に大谷翔平選手と契約を締結。国内外の新聞60紙に広告を掲載し、キャンペーンの実施や国内外85カ所以上の巨大屋外広告の掲出を展開したというが、同社の本庄大介社長は、「足元の5月で見ると(大谷選手の出身地である)東北地域で異常に『お~いお茶 緑茶』だけが、ぐんぐん伸長している。これはやはり大谷選手の効果」とホクホクだ。広告代理店関係者はこう話す。

「大谷選手の国内でのCM契約料は、1億~3億円といわれているが、一時期は事件への関与まで取り沙汰されたが、事件がスッキリ収束したことでさらにギャラが上振れする可能性がある」

 その人気ぶりはテレビ業界も同じで、オフシーズンに入る年末年始の特番でも現在、熾烈な争奪戦が展開されているという。キー局関係者の話。

「大谷選手の出場試合を放送するために、年間約87億円もの放映権料を支払っているNHKは別格ですが、目玉の『紅白歌合戦』の審査員に内定したという情報はまだ入ってこない。各民放も、スポーツ局やバラエティー班が特別チームを編成し争奪戦が行われている。大谷の出演はギャラではなく、彼が興味を持った企画なら動くと言われており、彼の母校の関係者はもとより、彼が尊敬するレジェンド野球選手、奥さんの関係者、愛犬デコピン関連まで、あらゆるルートをたどって出演の糸口を探っている。代理店の資料によれば大谷の潜在視聴率(世帯)は11.8%で、出演すれば2桁超えは確実です。しかし、年末年始には帰国しないとの情報もあり、どうなるか全く見えない状況です」

 事件の収束で“大谷フィーバー”はさらに過熱しそうだ。

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