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大谷4年連続球宴出場はイッペイ騒動“同情票”頼み…打率以外では強力ライバルから大きな後れ

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年6月6日 14時0分

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15号2ランを放った大谷翔平(C)ロイター/USA TODAY Sports

 米大リーグのオールスターゲーム(日本時間7月17日=テキサス州アーリントン)の出場選手を決めるファン投票が6日に始まった。

 ファン投票の対象は野手だけで日本勢ではドジャース・大谷翔平(29)、カブス・鈴木誠也(29)、レッドソックス・吉田正尚(30)の3人がエントリーされた。

 ファン投票は2段階にわたって行われ、各リーグでそれぞれ最多の票を得た選手のスタメン出場が決定。第1弾の投票で各ポジションの上位2人(外野手6人)が、スタメン出場を決める最終投票に進む。各リーグの控え選手、投手は選手間投票とコミッショナー推薦で選出される。

 大谷は昨季、開幕から本塁打を量産し、初めてア・リーグ最多得票となり3年連続出場を決めたが、今季は微妙な状況だ。

 5日現在、大谷は打率.321(ナ・リーグ3位)、14本塁打(同2位タイ)、38打点(同7位タイ)。三冠を狙える位置につけているとはいえ、同じDHのライバルであるブレーブス・オズナ(打率.313、17本塁打、53打点)に打率以外では後れを取っているのだ。

 メジャーの球宴ファン投票は日本のように特定の人気球団や選手に投票が集中することはなく、成績上位の選手が選出される傾向にある。仮に大谷が、このまま本塁打と打点でオズナとの差を埋められないようであれば、ライバルに票を奪われてナ・リーグ最多得票どころかスタメン出場すら危うくなる。

 投打の二刀流をこなした昨季までとは異なり、ファンのインパクトに欠けるだけに、なおさら打撃でアピールしなければならない。

 昨5日には元通訳の水原一平被告(39)が銀行詐欺などの罪を認め、MLBは調査を終了したが、一連のスキャンダルが明るみに出た当初、大谷に対して懐疑的な米国のファンは少なくなかった。水原被告の悪行が明らかになるにつれ、多くのファンが大谷を擁護するようになった。

 ファン投票で漏れても、選手間投票、コミッショナー推薦で選ばれる可能性は十分にあるとはいえ、リーグをまたいで2年連続最多得票での出場は、一平騒動の同情票に左右されそうだ。

■160キロ右腕攻略 15号2ラン

 大谷は、敵地ピッツバーグでのパイレーツ戦に「2番・DH」で出場。

 23年のドラフト全体1位ルーキーで164キロ右腕ポール・スキーンズ(22)に対し、三回の第2打席、フルカウントから約161キロの剛速球を捉えて中堅スタンドに運ぶ15号2ランを放った。第1打席で3球三振に倒れたルーキー右腕を早々と攻略した。

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