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柳田負傷離脱のソフトバンク 他球団が警戒強める「3番・栗原陵矢」が本領発揮する日

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年6月7日 7時23分

柳田負傷離脱のソフトバンク 他球団が警戒強める「3番・栗原陵矢」が本領発揮する日

「3番打者」としてはまだ迫力不足(C)共同通信社

 目覚めるか、眠ったままか。

 5月31日の広島戦で走塁中に負傷し、「右半腱様筋損傷」で全治約4カ月と診断されたソフトバンクの柳田悠岐(35)。今季は主に「3番・右翼」として、打率.293、4本塁打35打点、出塁率.405と活躍していた。

 それがまさかの今季絶望。首位を独走するソフトバンクにブレーキかと思われたが、主軸離脱の翌日から4勝1敗だ。

 柳田の穴を埋めているのが、「3番」に回った栗原陵矢(27)と、「右翼」を守る柳町達(27)だ。柳町は1日の試合から5試合で17打数9安打3打点と大当たり。問題は栗原である。

 こちらはもっか打率.268だが、3番を打つようになってからは、6日現在、22打数4安打。4日の広島戦では九回に決勝打となる勝ち越しタイムリーを放ったものの、3番打者としては物足りないどころではない。

 ソフトバンクの球団OBは「まだ力んでいるように見える」と、こう続ける。

「栗原は過去、4番や5番の経験もあるが、あくまで暫定的なものだった。それが今回は、今季絶望の柳田に代わる活躍が期待されているわけですからね。これまで以上の重圧があるはず。ただ、立場が人を作るということもある。柳田だって、先輩のケガがきっかけでレギュラーを掴んだようなもの。当時、主に右翼を守っていた多村はケガがち。同じ外野の柳田は2012年のシーズン中から出場機会が増え、一軍定着につながった。栗原も打撃センスは高く評価されている。この世界、『先輩のケガはチャンス』と喜ぶくらいでないと、やっていけませんよ」

 パ5球団はもちろん、交流戦で対戦するセ球団にしても、柳田の穴が即座に埋められてはたまったもんじゃない。21年は打率.275、21本塁打77打点と活躍した栗原。ライバル球団は再び覚醒、本領発揮しないか、戦々恐々だ。

  ◇  ◇  ◇

 栗原がブレイクしたのは2020年。その当時、恩師や父・和弘さんに話を聞くと栗原の意外な姿が見えてきた。

●関連記事【栗原を知る】…では、幼少期の仰天エピソードやプロ入り後に恩師がビックリした「謙虚さ」、父親が感嘆した年末年始の過ごし方などについて詳しく報じている。

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