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森保監督は胸中複雑…下半身醜聞の伊東純也は仏で圧巻プレーも「代表招集不可」のちぐはぐ

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年6月7日 11時0分

森保監督は胸中複雑…下半身醜聞の伊東純也は仏で圧巻プレーも「代表招集不可」のちぐはぐ

森保監督の胸中は?(C)共同通信社

 森保一監督率いるサッカーの日本代表(世界ランク18位)は6日、2026年北中米W杯のアジア地区2次予選・第5戦のミャンマー(同163位)戦を敵地ヤンゴンで戦い、5-0と一方的なスコアで圧勝した。

 既に2次予選の突破を決めている森保ジャパンにとって、ミャンマー戦と11日に広島で行われる最終・第6戦のシリア戦は消化試合でしかない。

 そこで森保監督は、これまで基本布陣としてきた4バック(4DF-4MFー2FW)をミャンマー戦に合わせて3バック(3DF-4MF-2シャドー-1トップ)に変更。ミャンマー入りしてから「チーム戦術の浸透度を上げて(9月に始まる)W杯最終予選に繋げていきたい」と話していた森保監督は3バックのテストもこなすことができ、試合後の記者会見では質問ににこやかに対応する姿も見られた。

 もっとも「その胸中は複雑だったはず」という声が、指揮官の周辺から漏れ伝わってくる。

 森保ジャパンの屋台骨を支えてきた右FW伊東純也(31=スタッド・ランス)が、1月12日からカタールで開催されたA代表アジア杯の大会期間中、一部週刊誌の性加害疑惑報道を受けて2月2日に代表チームを離脱してから、復帰のメドがまったく立っていないからだ。フランス1部「リーグ・アン」の解説者を務める中山淳氏(元ワールドサッカーグラフィック編集長)がこう言う。

「森保監督は『招集した場合、伊東が落ち着いて生活やプレーできる環境にはならない』という表現で招集外の説明をしていますが、たとえばフランスでは日本とはまったく違い、ピッチの内と外が明確に分けられ、有名選手の伊東であってもプライベートの範疇である問題が話題に上ることは皆無。疑惑段階で試合に出られないということもない。伊東自身は普段通りにリーグ戦でプレーしているし、いつものようにハイパフォーマンスを披露しています。オーバー30ですが、年齢的な不安も感じさせないし、フランスよりも上のレベルの国のリーグに移籍しても、十分に活躍できるだけのレベルを維持しています」(中山氏) 

 そもそも伊東は、フランスではプレーのみならず、試合後は現地や日本人の報道陣から取材も受けているし、ピッチ内外で行動に何の制約も受けていない。それだけに伊東を呼べないでいる森保監督が、もどかしい気持ちでモンモンとしていることは想像に難くない。(【後編】に続く)

  ◇  ◇  ◇

 いったいなぜ伊東を招集できないのか。そこには、「性加害疑惑を払拭できないでいる伊東をテレビに映すわけにはいかない」というJFAによるスポンサーへの忖度も働いているようで……。

●関連記事【続きを読む】…では、伊東を取り巻く「複雑事情」について詳しく報じている。

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