1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

石破茂氏は自民幹事長を受けるのか 岸田首相“死に体”政権だけは勘弁と7月末「内閣改造」画策

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年6月7日 11時32分

写真

どう、動くか(石破茂衆院議員)/(C)日刊ゲンダイ

 衆院解散を断念し、もはや政権延命のカードは「内閣改造」しか残っていないということか。

 岸田首相が内閣改造の検討に入ったと報じられ、6日午後、「内閣改造検討」がX(旧ツイッター)のトレンドワードの上位に急上昇した。

 実際、岸田首相は7月末、国民人気の高い議員を揃える「オールスター内閣」を誕生させるつもりらしい。

「総理の力の源泉は、“解散権”と“人事権”の2つです。この2つを行使する力を失ったら、政権はもたない。3年前、菅首相が総裁選に出馬できず、退陣に追い込まれたのも、解散権を封じられ、やろうとしたのに内閣改造もやれなかったことがトドメになった。岸田首相は、あの時のことをよく覚えている。菅首相のように“死に体”にならないためにも、この夏、人事を断行するとみられています」(自民党関係者)

 しかし、支持率が低迷し、4月の衆院トリプル補選でも3連敗した岸田首相に内閣改造を実行する力が残っているのかどうか。SNSでも<内閣改造で交代してほしいのは誰かというと…><内閣改造よりも裏金体質改造を>といった声が上がっている。

最大の焦点は、“石破茂幹事長”が誕生するかどうか

 しかも、岸田首相の自民党総裁の任期は9月末までだ。「なぜ、9月に任期が切れる人が直前に人事をやるのか」「人事は総裁選の後にやるべきだ」という声が噴出するのは間違いない。

 岸田首相は9月に退陣に追い込まれる可能性もあるだけに、内閣改造を強行しても「泥舟には乗りたくない」と、入閣を拒否する議員が続出する可能性もある。

 はたして、内閣改造は成功するのか。

「最大の焦点は、岸田首相のライバルである石破茂を幹事長にするのかどうか、石破さんが幹事長を引き受けるかどうかです。もし、幹事長に就いたら、さすがに石破さんは総裁選に出馬できない。9月の総裁選は、岸田首相が再選される可能性が高くなります。岸田首相と石破さんは、個人的な関係は悪くない。岸田-石破の2人をつなぐキーマンもいます。岸田首相は、石破さんの幹事長就任に自信を持っているようです。逆に、石破さんが幹事長就任を断ったら、内閣改造そのものがなくなる可能性があります」(政界関係者)

 いよいよ菅政権の末期に似てきた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください