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「全英女子」切符争いは大混戦…首位タイ小祝さくらから5打差以内に30人ひしめく

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年6月8日 9時26分

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首位タイの小祝さくら(C)日刊ゲンダイ

 宮里藍サントリーレディスゴルフ(兵庫・六甲国際GC)の優勝争いが混沌としてきた。

 今大会は優勝者と2位の選手に全英女子オープン(8月22日開幕)の出場権が与えられる。今年の会場は「ゴルフの聖地」ことセントアンドルーズ・オールドコース。「絶対に出たい」という選手は多いのだが、初日9アンダー発進の小祝さくら(26)がこの日はスコアを2つ落としたものの通算7アンダーで首位タイにいる。その小祝から5打差以内に30人がひしめく。

 前記したように優勝と2位は「全英」切符を手にできるが、この大会が終わった時点でのメルセデスランキング上位3人も権利を得られる。

 現在同ランキング3位の山下美夢有(22)は昨年の同1位の資格で出場権を手にしている。現時点のメルセデスランキング上位3人は、1位竹田麗央(21=2日目スタート前に体調不良で棄権)2位岩井千怜(21)、3位小祝だが、ここに全米女子のポイントが加算されると、3位山下、4位岩井となり、山下を除く3人が濃厚だ。

「全英女子」への道はまだある。7月8日時点で「ロレックスランキング(世界ランキング)50位以内」の資格だ。

 微妙な位置にいるのが、現在53位の鈴木愛(30)だ。「全英に出たい」という鈴木愛は今大会初日1オーバー66位と出遅れたが、2日目は通算2アンダー21位タイまで順位をあげた。

 ツアー関係者がいう。

「2位の小祝や通算5アンダーの岩井千怜が優勝すれば、メルセデスランク5位の鈴木まで資格が繰り下がるが、この2人が2位までに入らなければ鈴木はこの試合を含めてあと5試合は世界ランキングを上げるために予選落ちは許されず、常に上位を狙わなければなりません。一方、全米女子が初の海外メジャーで通算10オーバー36位と健闘した尾関彩美悠(20)も聖地を目指している1人ですが、鈴木と同じ1オーバー66位から通算4アンダー11位までジャンプアップした。尾関はメルセデスランキングが16位。全米女子のポイント加算しても全英出場は無理。世界ランクも152位なのでこの大会で2位以上に入らなければ聖地へは行けません。残り2日もピンを攻めていくしかない。というより、優勝を狙える選手はみんなそうなります。見ているファンにとってはおもしろいですよ」

 2枚+3枚の全英切符は誰の手に……。

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