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電気代は3月と6月で月々“約1200円”の差が…値上げで電力株は買いなのか?(児玉一希)

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年6月8日 9時26分

 異常気象による不作で、食料品を中心に値上げの余波はあるかもしれません。ただし、物価上昇率自体は前年より鈍化していくのではないでしょうか。2022年~23年にかけては、急速な円安やウクライナ戦争による原油価格の急騰などの“異常要因”が多くありましたが、2024年は比べると異常要因が少ない。円安が多少進んではいますが、下落幅は限定的で原油価格も22年のように極端な高騰は見られません。

■決算から読み取る日本株の見通し

 日本企業の多くは決算が保守的です。期首では想定為替レートを140円や130円といった水準で設定されることが多く、景気回復や円安により、後の上方修正を期待する思惑があるようです。

 自動車や機械メーカーなどで海外での減産や販売数量の減少が決算で見られる一方で、景気の減速、コロナ禍での余剰資金による自動車購入や半導体ブームによる前倒しの設備投資が一旦一巡して今後の伸びが不透明な状況。日経平均としても割と軟調な展開を予想しています。

(児玉一希/株式会社RES 代表取締役)

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