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ちょいクラシック風? スズキ ハスラー「タフワイルド」が予想以上に渋カッコいい!(小沢コージ)

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年6月10日 9時26分

ちょいクラシック風? スズキ ハスラー「タフワイルド」が予想以上に渋カッコいい!(小沢コージ)

不思議と懐かしく顔つき(写真)小沢コージ

【小沢コージ クルマは乗らなきゃ語れない】

 スズキ ハスラー タフワイルド
 (車両価格:¥1,760,000/税込み~)

  ◇  ◇  ◇

 この手があったか! ひさびさにオヤジ心に突き刺さるシブめのモデルが登場した。5月のマイナーチェンジで登場したスズキ ハスラーの追加グレード「タフワイルド」だ。

 ハスラーは2014年に初代登場。いきなり月販1万台超えを連発、日本で一番売れる軽SUVとなった。その後累計販売48万台を突破し、現行2代目モデルにフルモデルチェンジ。その後も初代には負けるが順調で、今年に入ってからはダイハツ問題の受け皿になったこともあり、月販9000台を記録。

 いまや人気スライドドア車のN-BOX、スペーシアに続く「日本で一番売れるヒンジドアの軽」として再ブレーク中なのだ。

装備や機能は確実に充実

 そんな最中に4年ぶりのマイナーチェンジ。基本的なボディ骨格や64馬力のターボ&49馬力のノンターボエンジンや足周り、マイルドハイブリッドの性能や最良リッター25kmのモード燃費に変更はナシ。走り味は変わってない。

 しかし装備や機能は確実に充実しており、まず一部グレードにしか付かなかったLEDヘッドライトが全車標準となり、ナビユニットもインターネット接続を前提とした「スズキコネクト」に全車対応。オプション装着だが、搭載すればスマホからエアコンがかけられたり、緊急時のSOSコールが使える。

 また一部グレードだけだけだがフルオートエアコンはナノイーX搭載となり、プレミアムUVカットガラスやシートバックアッパーポケットなども採用された。

タフ&ワイルドなアウトドア仕様だが不思議と懐かしい

 だがクルマ好きにとって一番の注目は、今までのGやXグレードの上に位置する新設グレード「タフワイルド」だろう。

 商品ポジション的には今までのファッショナブルな特別仕様車Jスタイルの代わりとも言えるが、テイストはかなり違う。その名の通り、タフ&ワイルドなアウトドア仕様ではあるが、筆者的には不思議と懐かしく見える。

 最大のキモはおそらく顔つきで、左右フロントライトを繫ぐ竹細工のようなストライプグリルがクラシックSUVっぽい。具体的には英国のプレミアムSUV、レンジローバーの初期モデルにも少し似ていて、同時に備えた前後のアイアンバンパーっぽい加飾もあり、懐かしさを覚える人もいるはず。

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