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用意する資金は青天井! 名門ヤンキースが朗希獲得でドジャースへの“リベンジ”画策

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年6月11日 6時15分

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佐々木朗希(中央)/(C)共同通信社

 名門が形なしである。

 ヤンキースは日本時間9日、ドジャース・大谷翔平(29)に適時打を浴びるなど2連敗を喫し、カード負け越しが決まった。 

 ヤンキースはこのカードの前まで、いずれもメジャートップの勝率.703、チームOPS.768、321得点。本拠地の連戦シリーズでは、負け越しなしという圧倒的な強さで貯金26を積み上げていた。

 それにしても、ドジャースとは相性が悪い。グラウンド外でもそうだ。

 昨オフ、ヤンキースはオリックスからポスティングで米大リーグ移籍を目指していた山本由伸(25)の獲得に乗り出した。さる米球界関係者がこう言う。

「投手では史上最高の12年3億2500万ドル(約510億3000万円)でドジャース入りした山本を巡り、ヤンキースも最後まで争奪戦に参加した。昨年9月にはキャッシュマンGM(56)が自ら来日。山本が2度目のノーヒットノーランを達成した9月9日のロッテ戦も、ネット裏最前列で目撃するなどゾッコンだった。12月上旬にはロサンゼルス・ビバリーヒルズの高級レストランで山本と初交渉。その後、今度はニューヨーク・マンハッタンの高級ホテルのスイートルームで山本との2度目の交渉の席に着いた。交渉の場にヤンキースタジアムを選ばなかったのは、交通渋滞を恐れたから。名門球団がそこまで配慮したのに、蹴られたヤンキースは赤っ恥でした」

 もうひとり、昨オフFAの目玉だった大谷とも因縁がある。

「ヤンキースは2017年オフに大谷がポスティング移籍を目指した際に獲得に乗り出し、2次面談の前にフラれています。投打ともに最大級の評価をしていたものの、エンゼルスに取られ、今回もまた宿敵ドジャースに加入してしまいましたから」(前出の関係者)

 そんなヤンキースが今、ドジャースにひと泡吹かせようと企んでいることがある。

 早ければ今オフにもポスティングでメジャー挑戦するといわれるロッテの佐々木朗希(22)の獲得だ。

 上半身の疲労回復遅れで戦列を離れていた佐々木は8日、15日ぶりにマツダスタジアムで行われた広島戦に登板。6回を3安打1失点、毎回の9奪三振で5勝目(2敗)をマークした投球を、ドジャースやヤンキースなど大リーグ5球団のスカウトが視察。「ドジャース入りで鉄板」とメジャー関係者がクチをそろえる中、ヤンキースは虎視眈々と佐々木を狙っているというのだ。

「尻に火がついているキャッシュマンGMが、佐々木獲得に目の色を変えています」と、特派員のひとりがこう言った。

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