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藤川球児氏が岡田監督に「モノ申した」不穏…阪神球団内でも指揮官への“逆風”強まる

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年6月11日 11時32分

藤川球児氏が岡田監督に「モノ申した」不穏…阪神球団内でも指揮官への“逆風”強まる

藤川球児氏(C)日刊ゲンダイ

 交流戦で苦戦を強いられている阪神・岡田彰布監督(66)に対し、否定的な声が出始めている。

 10日時点で4勝7敗の11位。前カードは西武に3連勝するも、楽天に3タテを喫した6日には、最大7個あった貯金を全て吐き出し、勝率5割に逆戻り。直近2試合は2ケタ安打をマークしたものの、チーム打率.226、25得点(1試合平均2.27点)の貧打解消は急務だ。

 そんな中、岡田監督が5月中旬に打撃不振と守備、走塁の緩慢プレーを理由に二軍に落とした佐藤輝明(25)の処遇に意見したのが、球団本部付スペシャルアシスタントの藤川球児氏だ。

 7日の西武戦から一軍復帰した佐藤輝が二軍調整中だった6日、楽天戦でテレビ解説を務めた藤川氏は、実況アナ氏に佐藤輝の件を振られ、こうコメントした。

「やっぱ、交流戦というのは選手の相手のデータが入っていない可能性もある。能力を持っている選手は活躍しやすい。同一リーグでは攻略されている選手も、そうではないときに一気に状態が上がる。嫌な攻められ方をしない可能性もある。そういった部分では(復調の)きっかけになっていた可能性もありますよね」

 さらに藤川氏は、「なぜ、二軍にずっといるのか私は分からないですけれども」と前置きしたうえで、「打線の並びを見ても、今は(迫力に)欠けますよね。誰が、ということではないんですけど、それは監督が決めるものですから。現在のメンバーではその選手たち(大山と佐藤輝)がいないことを忘れるくらいの活躍をする必要があるが、それだけ差があるということ」と指摘。慎重に言葉を選びつつも、「佐藤輝は交流戦から一軍で起用するべきだった」「貧打解消には佐藤輝が必要」との考えを明らかにしたのだ。

「球団内でも、佐藤輝の二軍落ちに懐疑的な見方は少なくなかった。解説者の立場として、コメントしたのでしょうが……」とは、コーチ経験のある球団OB。

 藤川氏が公の場で意見したということは「それだけ岡田監督の佐藤輝に対する処遇に疑問を抱いたからこそ」、とも捉えられる。(つづく)

  ◇  ◇  ◇

 阪神関係者が岡田監督の方針に意見するのは相応の覚悟が必要だ。ところが、藤川氏にかぎらず、ミスタータイガースの掛布雅之氏や阪神で一軍打撃コーチも務めた福本豊氏など岡田采配にモノ申す大物OBが続々と出現。周囲からは「球団内外で『反岡田』のムードが醸成されつつあるのは確か」という声も聞かれる。いったいなぜか。

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