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パリ五輪に行ける人、行けない人…大岩J米国戦で当落線上選手の明暗ハッキリ

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年6月13日 9時26分

パリ五輪に行ける人、行けない人…大岩J米国戦で当落線上選手の明暗ハッキリ

斉藤は存在感をアピール(C)共同通信社

 来月3日に控えるパリ五輪のサッカー代表選手発表に向け、最後の強化試合が日本時間12日、米国・カンザスシティーで行われた。

 大岩剛監督率いる五輪代表は、日本時間8日に完全非公開で米国五輪代表と対戦(メンバーなど詳細未発表)。迎えた2戦目は、序盤からペースを握った日本が2ー0のスコア以上のレベル差を見せ付けて快勝した。

 この試合で注目されたのは、代表入りの当落線上にいる選手のパフォーマンスである。

 まずは、現五輪代表立ち上げ時から主力としてプレーしながら、2023年9月のアジア杯予選以降、ほとんど招集されなくなった左FW斉藤光毅(22)と、右FW三戸舜介(21)のスパルタ・ロッテルダム(オランダ1部)のコンビだ。

 元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏が「復活組の2人は明暗が分かれた」とこう続ける。

「左サイドアタッカーの斉藤は、縦と内へのドリブル突破を織り交ぜながら米国選手を翻弄。味方の攻撃系選手との好連係も光り、何度も相手ゴール前に攻め入った。前半6分には相手PA内で浮き球パスを繰り出し、米国DFのハンドを誘ってPKをゲット。日本の先制点をお膳立てした。前半限りでベンチに退いたが、これは<45分で十分に機能することが分かった>という首脳陣の判断。

ギリギリで最後の代表選考テストに合格したと言っていい。一方、斉藤と対角の右サイドアタッカーに入った三戸は、後半24分に攻め上がってゴール右からシュート。GKが弾いたところをエースFW細谷真大(22=柏)が2点目を決めた場面で目立ったくらい。後半35分までプレーしたが、この日のパフォーマンスではパリ行きは厳しいのではないか」

 その三戸に代わって終盤に出場したのが、五輪代表に初めて選出された20歳のFW佐野航大(NEC)。昨夏、J2岡山からオランダに渡ってリーグ戦23試合で4ゴール.1アシストとブレイク。今回の遠征メンバーにサプライズ招集された。

「技術、スピード、戦術眼に優れ、ウイングやインナーMFなど複数ポジションをこなせるのも強味。しかし、攻撃系の代表当確メンバーとポジションが被る。FW荒木遼太郎(22)とMF松木玖生(21)のFC東京コンビと比べると、オランダで揉まれているとはいえ、代表入りは難しいでしょう」

 とは、前出の六川氏だ。

  ◇  ◇  ◇

 関連記事【パリ五輪ココが見どころ】…では、男子サッカーの展望、メダルの可能性などについて詳しく報じている。サッカーファンは要チェックだ。

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