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巨人・岡本和真「急失速の真犯人」…19打席ぶり安打もトンネル脱出の気配いまだ見えず

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年6月13日 9時26分

巨人・岡本和真「急失速の真犯人」…19打席ぶり安打もトンネル脱出の気配いまだ見えず

岡本和真(C)共同通信社

 巨人の4番がやっと打った。

 岡本和真(27)が昨11日の楽天戦の四回に三塁線を破る適時二塁打。6日のロッテ戦の六回に左前打を放った後、無安打地獄に陥っていた。楽天先発・内の内角直球を振り抜き、実に19打席ぶりの安打である。

 とはいえ、この1本だけ。6月は10試合でまだ本塁打が出ていない。三冠王も狙える好成績だった春先から急失速である。

「一番打ちたいのは本人」と気遣っている阿部監督が開幕前から恐れていた事態がこれだった。

 さる巨人OBがこう言う。

「今季は最初からこの打線では得点力が上がらないと予想ができた。4番の岡本が孤立することだけは避けなければならず、阿部監督は就任直後から『ポイントは岡本の後ろの5番』と言っていたのはそのためです。そこで坂本勇人(35)を配置したにも関わらず、その坂本が絶不調。前のオリックス戦から試合前まで11打数1安打。最近は1週間に1度は〝ベンチ休暇〟をもらっているのに、これでは体たらくと言われても仕方がない。岡本の当たりが止まっていたのも、5番の調子が上がらないから。相手バッテリーのマークが岡本に集中するし、自分が走者を返さないといけないと力む。まさにその状態でした」

 阿部監督はこの日、61試合中42試合で5番を託していた坂本を2番へ〝移動〟。それも功を奏さず、五回の1死一、二塁の好機で遊ゴロ併殺に倒れるなど4タコと精彩を欠いた。打率を.244に下げるなどトンネルからの脱出気配が見えない。

 5番に試合前まで.358と状態の良かったヘルナンデスを入れ、打線の組み換えで岡本和が復調すれば、阿部監督の悩みの種が一つ減るのだが……。

  ◇  ◇  ◇

 岡本の不振の原因は記事本文の通りだが、巨人の打線は一部を除いてピリッとしない。そこに、「選手が委縮しているというか、ファーストストライクから積極的に打ちにいけない雰囲気がある」とは球団OB。いったい誰がその雰囲気を醸成しているのか。

●関連記事【もっと読む】…では、その元凶と言われている人物について詳しく報じている。

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