落語家・桂ざこばさん急逝で…「関西ローカル番組の東京化」待ったなしの危機
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年6月13日 10時58分
![落語家・桂ざこばさん急逝で…「関西ローカル番組の東京化」待ったなしの危機](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/gendainet/gendainet_1049567_0-small.jpg)
桂ざこばさん(C)日刊ゲンダイ
落語家の桂ざこばさんが12日、喘息のため、自宅で亡くなったことを所属の米朝事務所が明かした。享年76。
4月30日には、弟子の襲名会見で元気な姿を見せていただけに、身内はもちろん関西芸能界もショックと驚きを隠せない。1963年に3代目桂米朝に弟子入り。桂朝丸時代から寄席だけでなくラジオやテレビで活躍し、「ウィークエンダー」(日本テレビ系)のリポーター、「三枝の愛ラブ!爆笑クリニック」(関西テレビ、フジテレビ系)などで全国区の人気者に。ニュースや芸能界の暗黙の了解にも鋭く切り込み、持論を展開する社会派の一面も。長年「探偵!ナイトスクープ」(ABCテレビ)にゲスト出演し、動画で同番組を見る若年層など幅広い年齢層に支持されていた。同志社女子大学教授(メディア論)の影山貴彦氏がこう言う。
「一見すると怖そうに感じますが、大変情に厚い方で、関西の多くの視聴者はもちろん、業界内にもファンの多い方でした。チャーミングという言葉が似合うキャラクターだったように思います。好き嫌いのハッキリしているところがあられて、それがまた小気味良かった。ざこば師匠のような“攻める芸”を持った“関西らしい芸人”“皆から愛される演者”がまたひとり天国に旅立たれたことは残念でなりません」
近年は炎上を恐れ、タレントのコメントが無難すぎてつまらなくなったという「関西ローカル番組の東京化」が問題に。やしきたかじんもとうに泉下の人になった今、歯に衣着せぬ“ざこば節”がもう聞けないのは関西だけでなく、日本の芸能界にとって大いなる損失だ。
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