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松本潤の独立はNHK復帰ありきなのか…嵐で2人目 旧ジャニーズ事務所退所の波紋と憶測

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年6月15日 9時26分

松本潤の独立はNHK復帰ありきなのか…嵐で2人目 旧ジャニーズ事務所退所の波紋と憶測

松本潤(C)日刊ゲンダイ

 NHKの露骨なSTARTO ENTERTAINMEN社(以下S社=旧ジャニーズ事務所)離れが続いている。

 NHKの稲葉延雄会長は5月22日の定例会見で、現在、中止しているS社の所属タレントの今後の起用について、「被害者への補償や再発防止策が確実に実施されていることが確認されるまでは当面、新規の出演依頼は行わないという方針に変わりはない」と明言。

 S社は所属タレントの離脱が続いているが、今度は嵐の松本潤(40)が5月30日付で退所した。嵐メンバーでは昨年10月に独立した二宮和也(40)に続き、これで2人目。

 すでに嵐はグループとしては、株式会社嵐を設立し、S社とは「グループエージェント契約」を結んでいるが、松本は「MJC Inc.」という個人事務所を立ち上げ活動するという。芸能プロ関係者はこう話す。

「S社は引き留めようとしたようだが、かなわなかったようだ。松本主演の昨年の大河ドラマ『どうする家康』は視聴率的に成功とは言えませんでしたが、松本の頭の中には“主役に限らず、またNHKに出演したい”という明確な意思があったのでしょう。NHKは2026年度に放送される大河ドラマ『福翁伝』(仮題)に同じ嵐で、慶応大学出身の桜井翔を抜擢する予定だったが、例の性加害問題を受けて、はしごを外したといわれています。松潤はS社に在籍していたら、補償問題が完全に終了するまで、今後、NHKには出演できないと考えた末での決断でしょう」

 実際、性加害報道後に独立を表明した同じ嵐の二宮和也は、独立後に大河ドラマ「光る君へ」への出演が早々に内定したといわれている。

「松潤は、すでにNHKとの話ありきで独立したという話も囁かれています」(前出のプロダクション関係者)

 旧ジャニーズのタレントにとって、クオリティーが高く、配信やBSなどの再放送分も多いNHKのドラマは魅力的。ネットフリックスやアマプラなどのプロデューサーの目に留まる機会も多くなるという。今後も、こうした流れは続きそうだ。

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