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赤楚衛二は次回作で「リベンジ」か…視聴率はキムタクの半分、迷走感漂うドラマの着地点は?

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年6月15日 9時26分

赤楚衛二は次回作で「リベンジ」か…視聴率はキムタクの半分、迷走感漂うドラマの着地点は?

こんな赤楚くん見たことない?(C)日刊ゲンダイ

 春ドラマも終幕へ。木曜の連ドラは、夜9時が木村拓哉(51)主演「Believe-君にかける橋-」(テレビ朝日系)、10時が赤楚衛二(30)主演「RE:リベンジ-欲望の果てに-」(フジテレビ系)。ともに20日に最終回を迎える。

「『Believe』は、あのキムタク主演作ということもあって事前から注目度は高く、世帯視聴率は、トップのTBS日曜劇場『アンチヒーロー』に次ぐ数字です。対して『リベンジ』は初回の6%台から第2話以降4%台と低迷。それでも《キムタク圧勝》といった雰囲気にならないのは、業界が重視している“コア層”の視聴率ではそれほど差がなく、ともに低空飛行だからです」(制作会社プロデューサー)

 13日放送回の世帯視聴率は「Believe」が9.1%、「リベンジ」が4.0%(関東地区=ビデオリサーチ調べ)で、ネット上でも《キムタクよりも竹内涼真のほうがかっこいい》《赤楚くんじゃなくて錦戸亮が主役みたいになってる》など、手厳しい意見が少なからず見受けられるが……。

 テレビコラムニストの亀井徳明氏は「たまたま両方とも《英語のメインタイトルにハイフンで副題》ですが、比べることにはまったく意味がありません」と前置きしつつ、「あえて“チャレンジ度”という観点で比較するなら、僕は『リベンジ』に軍配を上げたい」とこう続ける。

「木村さんは“手錠をかけられる”以外は、いちいちカッコよくて、これまで演じてきた役どころとさほど変わらない印象です。一方、赤楚さんは《こんなクズすぎる赤楚くん見たことない》なんて言われちゃうほど、これまでのイメージと違う。ヒロイン的ポジションの芳根京子さんの役柄も含めて《応援する気になれない主人公とヒロイン》という、従来のドラマのセオリーと真逆なことに挑戦している。だからこそ《このチャレンジは見届けねば》って思うんです」

 日曜劇場「アンチヒーロー」が《逆転パラドックスエンターテインメント》とうたいながら、次第に主人公の行動の意味が明かされていったのに対し、「リベンジ」はどこに着地しようとしているのか。そしてカタルシスは得られるのか。

「あれこれ“考察”して結末を予想する楽しみ方よりも、深く考えずに《こいつクズすぎる》とか《この人怖い》とか感じながら、《どうなっちゃうんだろう?》って翻弄されるほうが楽しいかも。錦戸さんが実は主役なんて見方もありますが、僕は、サブタイトルにある“欲望”の意味を第9話で語った天堂記念病院の会長役、笹野高史さんが実は主役と思って見ています」(前出の亀井徳明氏)

 独特の“味わい”があるとはいえ、一般的には“コケ認定”されてしまっている「リベンジ」。ツッコミ待ちなのか何なのか、「白い巨塔」の“ライト版”というわけでもないし、救いのない展開に迷走感を覚えた視聴者もいるはず。主演の赤楚にとってもファンにとっても、次回作で“リベンジ”したいのが本音だったりして? ちなみに赤楚は7月と11月に出演映画の公開が控えている。

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