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CAの使用中エプロンを機内で盗み逮捕…“制服フェチ男”一流ピアニストのひそかな楽しみ

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年6月16日 9時26分

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(写真はイメージ)/(C)日刊ゲンダイ

 一流ピアニストは「裸エプロン」を楽しんでいたのか──。

 搭乗中の全日空(ANA)の航空機内で女性客室乗務員(CA)のエプロン(時価5000円相当)を盗んだ「制服フェチ男」は動機について、「女性の制服をコレクションすることが趣味だった。においを嗅いだり、自分で着たりしていた」と供述しているという。

 12日、窃盗の疑いで警視庁東京空港署に逮捕されたのは、東京都練馬区のピアニスト、斉藤一也容疑者(34)。斉藤容疑者は那覇発羽田行きのANA便で羽田空港に戻ったところを捜査員に職務質問され、その日も機内で盗んだANAのエプロンを所持していた。

 逮捕容疑は4月25日午後3時ごろ、沖縄県石垣市の新石垣空港に駐機していた羽田行きのANA機内で、ギャレー(調理室)に置いてあった40代CAが使用していたエプロン1着を、自分がはいていたズボンの中に突っ込み、盗んだというもの。

「斉藤はわざわざギャレーに近い後部座席を指定して、CAがその場から離れるタイミングを見計らっていた。CAが乗客の対応をしている間、ギャレーに侵入し、同じ手口でエプロン泥棒を繰り返していた。自宅からはエプロンやナース服が複数見つかり、中には中古で購入したものもあった」(捜査事情通)

 4月、ANAから「エプロンが複数盗まれている」と相談があり、東京空港署が捜査していた。

 調べに対し、「これまでにも数十回盗んでいる。6月にもANAの機内でエプロンを盗んだ」と話していることから、間違いなく常習犯だ。

 山梨県韮崎市出身の斉藤容疑者は4歳からピアノを始め、小学校1年ですでに作曲を学んでいた。東京芸大付属高を経て東京芸大に進学。卒業と同時に渡仏し、パリ国立高等音楽院修士課程を最高成績で卒業した。19歳だった2009年にはチャイコフスキー、ショパンコンクールに並ぶ世界的に有名な若き音楽家の登竜門「ロン・ティボー国際音楽コンクール(パリ)」で特別賞を受賞。16年には「マッサローザ国際ピアノコンクール」で第1位に輝くなど華麗な経歴の持ち主だ。

 山梨の地元紙によると、「公演前は気合が入りすぎて鼻血が出ることもある熱血ピアニスト」だそうだが、エプロンや制服のにおいを嗅いだり、着用して興奮を覚えていたのだろうか。

 いずれにせよ、斉藤容疑者が奏でる繊細なピアノの音色を聴いて心を癒やされていたファンは、複雑な心境だろう。

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