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鶴光もラジオのエロネタ封印危機…ピンク・レディーの“不適切な替え歌”ニッポン放送謝罪の波紋

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年6月18日 11時32分

鶴光もラジオのエロネタ封印危機…ピンク・レディーの“不適切な替え歌”ニッポン放送謝罪の波紋

笑福亭鶴光(C)日刊ゲンダイ

 今年3月15日に放送された、落語家の笑福亭鶴光(76)がパーソナリティーを務めるラジオ番組「鶴光の噂のゴールデンリクエスト」で、「公共の電波で流すには著しく不適切」な内容があったとして、ニッポン放送が今月16日、公式サイトで謝罪した件が話題となっている。

 掲載された謝罪文によれば、ピンク・レディーの複数曲の替え歌を放送したが、「その歌詞の内容はあまりに低俗であり、公共の電波で流すには著しく不適切なものでした」としておわび。

「当該放送を聴かれて不快に思われたリスナーの方も多数いらっしゃると思います。何より、往年の名曲を手掛けられた作曲家の都倉俊一先生、作詞家の阿久悠先生をはじめとするご関係者の皆様に多大なご迷惑、ご不快をかけるものでした」として「今後は、公共的機能を有するラジオ放送局としての責務、自覚を強く持ち、務めを果たして参ります所存です」としている。

 同番組は、1987年から2003年まで放送された「鶴光の噂のゴールデンアワー」が2019年に「笑福亭鶴光の噂のゴールデンリクエスト」として復活したもの。替え歌の内容は明かされていないが、経緯を伝えたニュースのコメント欄には、「世知辛い世の中になりました」「鶴光師匠とか、もともと不適切のオンパレードやん。何を今さら」などの意見が書き込まれている。スポーツ紙芸能記者はこう話す。

「鶴光といえば、『オールナイトニッポン』の“この歌はこんなふうに聞こえる”コーナーの昔から、エロネタがおはこでした。放送から3カ月後に謝罪を発表したということは、どこからかなんらかのクレームが入ったことが推察されます。ちなみに、もともとピンク・レディーは、映像使用などの著作権管理が厳しいことでも有名でしたが……」

■ラジオもコンプラ重視の傾向に

 ともあれ、テレビに比べ、ややユルくて、聴く人に近いことがウリのラジオだったが、こうして“不適切なもの”が徹底排除されるコンプラ重視の傾向は、避けて通れないようだ。

 今から20年以上前、ミュージシャンの故・忌野清志郎さん(享年58)は、「THE TIMERS」の楽曲「ロックン仁義」の間奏の語りでこう叫んだ。

「冗談のひとつも言えねぇ 好きな歌さえ歌えねぇ 替え歌のひとつにもいちいち目くじらを立てる いやな世の中になっちまったもんでござんすねぇ……」

 清志郎さんの歌は、今の時代を予言していたかのようだ。時代の変化は仕方がないのかもしれないが、鶴光師匠が下ネタを封印するような事態は避けてほしいものだ。

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