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2024年初夏注目のCM美女「次のブレーク候補」6人の名前と魅力 女優評論家がピックアップ

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年6月19日 9時26分

 人気女優の登竜門CMとしては、ファイントゥデイ「シーブリーズ」も、1990年代後半の安室奈美恵・持田香織・深田恭子をはじめ、堀北真希・広瀬すずらがフレッシュな時代に起用されてきた。現在同商品のCMに出演しているのは、ドラマ「9ボーダー」(TBS系)に出演中の畑芽育(22)。

 2002年4月10日生まれ、東京都出身。子役を経て、昨年夏に「最高の生徒~余命1年のラストダンス~」(日本テレビ系)で連ドラ初主演。ブルボン「プチシリーズ」、NTTインターネット「マイペイメント」のCMにも出演している。まっすぐでマジメなキャラクターを得意としているのが彼女の女優としての特徴で、好感度の高さがCM起用につながっている。

 彼女が秘める「白」のイメージと北欧のファンタジー童話から抜け出てきたような牧歌的な存在感は、新しい時代のヒロイン女優像を感じさせると同時に、後藤久美子・観月ありさ・宮沢りえら1980年代後半~1990年代初頭にCMで活躍して美少女ブームを巻き起こした人たちに通じる、懐かしの「正統派美少女」の魅力も感じさせる。

石川佳純には「上品な知性派の美しさ」

 アスリート出身者でCM起用が増えているのが、元卓球五輪日本代表として活躍した石川佳純(31)。

 1993年2月23日生まれ、山口県出身。東京五輪では日本選手団の副主将もつとめ、2023年に現役引退。現在はキリンビール「本麒麟」、洋服の青山、ムーンバットのCMに出演している。

 彼女は上品な知性派の美しさでCM界の評価が高い。現役時代は試合を離れると穏やかで、大会で訪れる機会が多かった中国では「感じが良いクラスメート的存在」として人気が高かったという。その控えめで清楚な持ち味は、特に江口洋介と共演している「本麒麟」のCMによく出ている。

 ユニバーサル・スタジオ・ジャパン「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」の10周年記念CMに出演している加村真美(31)は、7年前にもUSJの同エリアのCMに当時24歳で出演して話題を集めた。そのときの映像と現在の彼女を重ね合わせるという作りのCMになっている。

 1993年1月12日生まれ、岩手県出身。前回のUSJのCMに出演していた当時にインタビュー取材して、素朴で親しみやすい人柄が印象的だったので、宮沢賢治の童話が生まれた岩手出身ということから個人的に「イーハトーブからやってきたCM美女」というキャッチフレーズ(非公式)を付けた。その頃と少しも変わっていないみずみずしい魅力で、CMを見る人たちのハートに魔法をかける。

  ◇  ◇  ◇

 こうしてみると、6人の中で東京出身は畑芽育だけで、ほかはそれぞれ出身地が異なる。幅広い地方の出身者が活躍していて、“CM美女夏の甲子園”のような様相を見せている点にも注目したい。

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