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大谷の「ホームランダービー」は見納めか…心身の負担を考慮すれば今回がラストチャンス

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年6月19日 11時30分

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大谷翔平(C)ロイター/USA TODAY Sports

 ドジャースの大谷翔平(29)がファンの支持を集めた。

 日本時間18日に発表されたオールスター(7月17日=テキサス州アーリントン)ファン投票第1回中間結果で100万2377票を集めてナ・リーグDH部門でトップに。選出されれば、エンゼルス時代の2021年から4年連続の出場となる。

 大谷は18日現在、19本塁打で、リーグトップのブレーブスのオズナと1本差のリーグ2位。リーグをまたいだ2年連続のホームランキングに向けてライバルと熾烈な争いを繰り広げる中、オールスターウイークでの動向に注目が集まっている。

 大谷が初めて球宴に出場した21年以来2度目となるホームランダービーへの参戦が期待されているのだ。

 何しろ、球宴が行われるレンジャーズの本拠地アーリントンは伝統的に派手な打ち合いのビッグベースボールが好まれる土地柄。屋外球場だったグローブライフ・パークを本拠地にしていた19年までは地元ファンの歓心を買うため、打者を優先して補強する傾向があった。球宴の本塁打競争でも、強打者による競演を望むファンは少なくないだけに、MLBは大谷やオズナ、ア・リーグからはメジャー最多26本塁打のヤンキースのジャッジ、同2位で22本のオリオールズのヘンダーソンらのホームランバッターに出場を打診するとみられている。

■2021年は参加後に打撃急失速

 大谷は21年のホームランダービーに出場して苦汁をなめている。1回戦でナショナルズのソト(現ヤンキース)に3本差で敗退。規定の3分間では決着がつかず、1分間の延長戦までもつれ込んだこともあって、対戦後は疲労困憊だった。この時の疲れが打撃に悪影響を及ぼし、本塁打は前半戦の33本から、後半戦は13本と激減している。

 本塁打競争に参加したことがタイトルを逃した原因とされたが、当時は投打のリアル二刀流実質1年目。メジャー移籍後、初めてシーズンを通してフル稼働した。ペースが掴めない中、投手としての後半戦は、ほぼ中6日のローテで10試合に登板し、5勝1敗、防御率2.84。打撃同様、最後は投球でも息切れして9勝(2敗)に終わり、「2ケタ勝利、2ケタ本塁打」達成はならなかったものの、ローテの軸として十分に機能した。

 大谷は昨年9月に右肘靱帯修復手術を受け、今季は打者に専念している。来季開幕には二刀流での復帰が予定されているだけに、心身への負担を考慮すれば、ホームランダービーへの出場は実質、今季が最後のチャンスなのだ。

 球宴前日の恒例行事で、大谷のフルスイングがテキサスのファンから喝采を浴びそうだ。

  ◇  ◇  ◇

 そんな大谷だが、日米での報じられ方には大きな違いがある。日本とはまったく異なり、米メディアによる近頃の大谷の評価は「いまひとつ」なのだ。いったいなぜか。

●関連記事【もっと読む】…では、その事情について詳しく報じている。

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