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藤本美貴が“ママタレ女王”の座に! 3児の母親が幅広い女性層から支持されるワケ

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年6月20日 7時2分

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庄司智春(左)と藤本美貴(C)日刊ゲンダイ

「ミキティ」こと藤本美貴(39)が“令和のママタレ”クイーンの座を不動のものにしつつある。藤本といえば10代のころはソロ、モーニング娘。、その派生ユニットで活動したトップアイドル。人気絶頂期にお笑いコンビの品川庄司・庄司智春(48)とのデートが激写されて交際が発覚し、モー娘。のリーダーを退任して、グループからも脱退した。一時期は干され気味だったが、純愛を貫いてゴールイン。現在は12歳の長男、8歳の長女、4歳の次女を育てる3児のママだ。

 藤本のように、元アイドルが出産後にママタレントとして再スタートするのは当たり前だ。特にこの数年は、インフレやコロナ禍以降のリモートワークの普及によって、情報・バラエティー番組で節約術や100円均一ショップの使いこなし、時短家電製品や手抜きレシピの紹介が増えた。それにともない、「主婦目線」の意見が求められるママタレの需要も高まった。

 そんななかでも藤本は、30代ママタレのトップランカー。今春には、同じく3児のママである横澤夏子(33)と夫に対する本音を語り合うバラエティー番組「夫が寝たあとに」(テレビ朝日系)が、深夜2時台から0時台に昇格。30分番組に拡大して、ネット局も増えた。それに付随するようにコメンテーターとしてのオファーがさらに増え、的確でユーモアな主婦目線の発言がより求められるようになった。

■100均やスーパーと手を組むことで親近感

 主婦からだけではなく、幅広い層の女性から支持されているのも特徴だ。その理由は、庶民の懐事情に寄り添っている点にある。100円均一ショップの大手・Watts(ワッツ)とコラボ。オトナ女子が持ちやすいシンプルアイテムをコンセプトに、第2弾としてピクニックアイテムを発売した。また、大手総合スーパーマーケットのイオンとは、これまで4度もコラボ。イオンのオリジナルブランド・ESSEME(エシーム)から発売される最新作はパンツやTシャツ、スカートなど、いずれも2000円から4000円でお求めやすい安価だ。

 ミキティという知名度がありながらも、100均やスーパーと手を組むことで親近感が激増。そこでつかんだユーザーがユーチューブチャンネル「ハロー!ミキティ/藤本美貴」やインスタグラムに“還流”して、仲むつまじいミキティファミリーにふれる。テレビ、コラボ商品、SNSの全方位で好感度を高め、ママタレントとして不動の地位を築いた。

「ダンナが庄司さんなのも、人気を後押ししているかもしれません。庄司さんは民放レギュラー0本だけど、結婚以降10年以上にわたって『ミキティー!』と叫び続けることで、一発ギャグとして成立させた。それが夫婦愛に変換されて、いまでは『いい夫婦』のアイコンに。一家の大黒柱となったミキティ。かわいくて頼りがいがあって、家族愛に満ちた理想のママになりました」(エンタメライター・伊藤雅奈子氏)

 群雄割拠のママタレ界。ミキティ時代はまだ続く。

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