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目がくらむほどの日米ゴルフ「賞金格差」 米国女子ツアーでは“10億円プレーヤー”誕生に現実味

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年6月20日 9時26分

目がくらむほどの日米ゴルフ「賞金格差」 米国女子ツアーでは“10億円プレーヤー”誕生に現実味

笹生優花(左)と渋野日向子(C)共同通信社

 20日開幕のアース・モンダミンカップ(千葉・カメリアヒルズCC)は、国内女子ツアー最高の賞金総額で3億円。優勝賞金は5400万円を誇るビッグな大会だ。昨季は通算13アンダーで並んだ申ジエ(36)がプレーオフで岩井明愛(21)を破り国内ツアー30勝目を挙げたが、賞金だって世界最高峰の米国のツアーにはやっぱり勝てない。

 こちらも20日に開幕する全米女子プロ選手権(ワシントン州サハリーCC)の賞金総額は1000万ドル(1ドル157円換算で約15億7000万円)。優勝は150万ドル(約2億3550万円)で、国内最高額の4倍以上だ。今年は史上最多の12人の日本勢が参戦する。

 笹生優花(22)が先日優勝した全米女子オープンはさらに上だ。賞金総額1200万ドル(約18億8400万円)。笹生の賞金は昨年の2割増しで2400万ドル。日本円で、実に約3億7680万円もの大金を手にし、2位の渋野日向子(25)でも約2億円を超え、9位の竹田麗央(21)が約4266万円だった。

 国内のナショナルオープン(日本女子オープン)は、賞金総額1億5000万円。優勝賞金は3000万円(予定)。比較するのがバカバカしくなってくるが、さらに驚くのは米女子ツアーの最終戦だ。

 CMEグループツアー選手権の優勝賞金は昨年の倍額となり400万ドル。日本円で約6億2800万円。年末ジャンボ宝くじの1等賞金(7億円)には届かないものの、超破格だ。

 昨年の米女子ツアーの賞金ランキングトップは、シェブロン選手権と全英女子のメジャー2大会を制したリリア・ヴ(26)で350万2303ドル(約5億5000万円)。300万ドル超が3人もいた。今季は最終戦の優勝賞金(400万ドル)が約6億円超になったことで、ついに10億円プレーヤーが出現するかもしれないと話題になっている。

 ちなみに、前週の全米オープン優勝のB・デシャンボーが手にした賞金は430万ドルで約6億751万円。6位松山英樹は約1億1746万円だった。

 米ツアーは男子も女子も、実力の違いもさることながら、賞金もケタ違いだ。

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