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西武「100敗ペース」で迎える戦慄の株主総会…球団売却の話題は不可避か

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年6月20日 9時26分

西武「100敗ペース」で迎える戦慄の株主総会…球団売却の話題は不可避か

渡辺監督代行(C)日刊ゲンダイ

 監督交代という荒療治の効果もなく、交流戦でも断トツの最下位に沈んだ西武。20日間の期間中に10もの借金を上積みして、ここまで19勝44敗の勝率.302とシーズン100敗ペースで黒星を重ね続けている。

「年間100敗を喫した例は、長いプロ野球史でも1度だけ。1961年に近鉄が記録した36勝103敗1分けが最初で最後です。メディアでも100敗がクローズアップされ、球団関係者は頭を抱えている。今月21日には親会社の西武ホールディングスの株主総会を控えているからなおさらです」(放送局関係者)

 球団幹部は昨年の同総会でも株主から責め立てられた。強制性交容疑で書類送検されていた山川穂高(現ソフトバンク)について、「起訴、不起訴に関わらず、解雇を考えていいのでは」と迫られ、長髪をなびかせる高橋光成、今井達也に対しても、「見苦しい。食事がまずくなる。注意できないのか」と、相次いで苦言を呈された。

「17年の株主総会では、16年まで3年連続Bクラスに沈んでいたチームに対し、『ライオンズのためにもっとお金を使うべきだ』『選手強化の取り組みが不十分』。それ以前にも『〇〇を使え』などと用兵や采配への注文が出ることがあった。4年連続V逸中の西武は、そのうちBクラスが2度で、今季このまま反攻することなく終えれば、5年で2度目の最下位。株主総会では球団売却を求める意見が出ることも想定されています」(同)

 年間100敗ペースの惨事にも、球団の補強への動きは鈍く、選手は流出するばかりで、メジャー予備軍もゾロゾロいる。今季の主催試合の平均観客動員数2万1312人は12球団ワースト。負けが込めば込むほど、球団保有の意味を問う声が大きくなりそうだ。

  ◇  ◇  ◇

 松井監督と渡辺監督代行には「開幕前」から確執があった。

●関連記事【確執を知る】…では、2人の間に深く刻まれていた“亀裂”について詳しく報じている。

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