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日テレが水卜麻美アナの“好感度利用”で「24時間テレビ」着服問題謝罪&テーマ発表に視聴者ソッポ

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年6月21日 9時26分

日テレが水卜麻美アナの“好感度利用”で「24時間テレビ」着服問題謝罪&テーマ発表に視聴者ソッポ

水卜麻美アナウンサー(C)日刊ゲンダイ

 日本テレビは20日、8月31日から9月1日にかけて放送する「24時間テレビ47」のテーマが「愛は地球を救うのか?」になると発表した。チャリTシャツのデザインをスタジオジブリの宮崎吾朗監督が担当し、総合司会を昨年に引き続き、フリーアナウンサーの羽鳥慎一(53)と、同局の水卜麻美アナウンサー(37)が務める。

「24時間テレビ」は昨年11月に系列局の日本海テレビの元幹部による着服が発覚し、視聴者の厳しい批判にさらされた。その後、「24時間テレビチャリティー委員会」が再発防止策を発表したものの、番組の存在意義そのものが問われている中、結局、日テレは「今年もやります」と続行を決めた。

 今回、日テレが特に不評を買っているのは、いちアナウンサーである水卜アナに組織の不祥事を謝罪させたことだ。

 水卜アナは同日放送された「ZIP!」と「DayDay.」で着服問題について、「こういった皆様の信頼を裏切るようなことがありました。本当に申し訳ないと思っていますし、心苦しく思っています。でも、だからこそ、皆様が作ってくれた24時間テレビを続けたいです。24時間テレビで信頼を取り戻せるよう、必死に考えて伝えてまいりたいと思っています」と苦しそうな表情で語った。

 ネットでは《水卜アナが管理職になったからかもしれないけどアナウンサーに謝罪させるのはおかしいとおもいます》《好感度のある人間に言わせれて、世間に納得させようという魂胆が見え見えです》などと違和感を指摘する声が目立った。

■歴代最年少で管理職に就任した水卜アナ

「日テレは組織としての責任を負うべき局のトップや役員、経営陣が着服が起こった原因や問題点をきちんと説明させ、再発防止に努める姿勢を見せるべきでした。視聴者には『人気者の水卜ちゃんが不祥事を謝った』としか見えなかったと思います」(報道番組関係者)

 水卜アナは、6月1日付の人事で同局に新設された役職・チーフスペシャリストに昇進。歴代最年少の管理職就任となったが、今回の謝罪は水卜アナの好感度を利用し、日テレが公的な謝罪をさせたと捉えた視聴者が多かったようだ。今後、「24時間テレビや日本テレビそのものへの批判をかわすために水卜アナをスピード出世させたのでは?」という疑念の声すら上がってきそうだ。

 また、今年1月に起こった能登半島地震の復興を24時間テレビの開催理由としたことの“ズルさ”を指摘する声も上がっている。

「水卜アナは謝罪の際、『支援を待っている人々もいる』と、能登半島地震の被災地を取材したことも述べていましたが、能登半島地震を引き合いに出し、24時間テレビの大義名分を作ろうとする姿勢にも姑息さを感じてしまったという声が上がっています」(同)

「続けることでしか信頼を回復することはできない」と24時間テレビ開催への決意を述べた水卜アナ。信頼回復できるかどうかをこれからスポンサーと視聴者が判断することになる。

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