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菅前首相が岸田首相を「裏金事件の責任に触れていない」と痛烈批判も…SNS《おまいう》の案の定

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年6月24日 14時58分

菅前首相が岸田首相を「裏金事件の責任に触れていない」と痛烈批判も…SNS《おまいう》の案の定

今さら……(C)日刊ゲンダイ

《フィクサー・スガーリンがついに動き始めた!》といった受け止めがある一方で、《いやいや、所詮は同じ穴の狢でしょ》との冷めた見方も少なくない。自民党の菅義偉前首相(75)が23日の文藝春秋のオンライン番組で、9月に予定される党総裁選について言及。複数候補の出馬が不可欠との見方を示しつつ、岸田首相交代の可能性に踏み込んだからだ。

 菅氏は岸田首相の政権運営について「(派閥裏金事件の)責任を取らなかった」と批判。次期衆院選についても「与党で過半数を割るような雰囲気がある」と危機感をあらわにした上で、「首相は(裏金事件への)責任に触れずに来ている。そのことへの不信感は結構多い」と指摘した。

■自民党が立ち上げた政治刷新本部の最高顧問は菅氏

 岸田首相は裏金事件の責任を取っていない――。その通りだが、であるなら菅氏はなぜ、国会開会中に岸田首相に責任を取るよう強く求めなかったのか。裏金事件を受けて自民党が立ち上げた政治刷新本部の最高顧問は他ならぬ菅氏だ。改正法案が可決、成立する前に最高顧問として「ザル法」審議に対して岸田首相に苦言を呈するべきだ。

 にもかかわらず、今さら他人事のような発言をされても国民は困惑してしまう。菅氏は自身が関わっていなかったとしても“当事者”だ。

 新型コロナの感染拡大を巡る後手後手対応や日本学術会議の会員任命拒否問題、自身の長男が務める会社と総務官僚の癒着疑惑、官僚組織に対するパワハラ人事……など、菅政権も岸田政権と比べて、お世辞にもリッパな政権とは言えなかった。

 2期目の総裁選出馬を断念せざるを得なかった菅氏は今、再選を目指す岸田首相をどう捉えているのだろうか。

《菅さんは今まで死んだふりをしていたが、ここが勝負と見ているのか。ただ、おまいうだな》

《菅前首相が最近、政権批判する場面が多いね。「岸田憎し」に動くかな》

 国民は冷静に菅氏の動向を見ている。

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